

― 占いに興味を持たれたきっかけを教えてください。
小学生の時に愛読していたマンガに、星座やタロットカードなどがキーワードとして登場し、そのことがきっかけで西洋占星術やタロットに興味を持ちました。
星座や天体やタロットカードが持つ物語性、世界観、神秘的な美しさなどに、幼心ながらに強く惹かれたような気がします。
教本を読んだりして独学で占術を学んだり、家系の神社で巫女のお勤めをしながら日本神話に親しんでいましたが、18歳の時に出会った師匠の生き様や考え方に感銘を受け、本格的に弟子入りしました。
師匠からは占術だけでなく、目に見えない世界やエネルギーの仕組みなども叩き込んでいただきました。
― 具体的にどのような方法で鑑定をされるのでしょうか?
■
お客様や関係者のお名前からチャネリングをしながら、カードを引いていきます。
チャネリングによって、その人の生まれ持った本質や現在の状況を見たり、その人を守護する存在からのメッセージやアドバイスをいただきながらカードを引いていき、出てきたカードの絵柄からスピリチュアルなメッセージを可視化しているというような感じです。
タロットについては正位置のみでカードを引いていますが、出てきた他のカードとの兼ね合いやチャネリングの結果などを考慮しながら、総合的に解釈しています。
だいたいのご相談は、お相手の気持ち・自分自身の本音・近未来の運勢や動向などを知りたいというものが多いため、このチャネリングとカードを併用した方法でほとんどの鑑定がまかなえているという印象ですね。
■
カード系の占いに関しては、私なりのこだわりや思い入れがあります。
実はかなりのカードオタクで、私の手元には、古今東西から集めたカード類が40種類ほどあります。
タロットカードはもちろんですが、ルノルマンカード・ジプシーカード・オラクルカードなどがあり、カードに描かれているモチーフも、動物・天使・花・天体・パワーストーンなど、多岐にわたります。
中には、海外に赴いた際に現地で購入したもの・日本では一度も販売されていないもの・すでに絶版になっているものなど、希少なカードがあることも自慢です。
使用するカードを選ぶ時には、チャネリングでお客様のその時々の状態を見て、その人のエネルギーと共鳴するカードを選んで鑑定しています。
そのため、同じ方からいただくご相談でも、1度目と2度目とでは、占術に使用するカードが異なるという場合も多いですね。
※ご希望のカードやお好みの絵柄などがありましたら、鑑定のお申込みの際にリクエストをいただければ、ご指定のカードで占うことも可能です。
■
また、生まれた意味・天職や適性・お相手との相性・生まれながらの運勢・運気のタイミングなどを知りたい場合には、生年月日から生まれた時の星の位置を詳しく見て、鑑定を行っています。
生年月日から運勢や性格の傾向を見る占術は「命術」と呼ばれていますが、命術はカード系の占いよりも、上記の項目を知るのに長けています。
人間には誰しも、今世を選んで生まれてきた目的や意図があり、人間関係の相性の良し悪しもそれぞれの個人の人生の目的によって変わります。
私が得意としている命術は、西洋占星術・数秘術・マヤ歴・ルネーション(月相から性格や相性や運勢を読み解く占術)ですが、これらはすべて生年月日から自分自身の傾向を知ることができる方法です。
また、生年月日だけでなく、お名前からチャネリングを行い、お名前に込められた本質や運勢なども探っていきます。
自己分析をしたい方・特定の誰かとの相性を詳しく知りたい方・「この人生で何をすべきなのか」「なぜ生まれてきたのか」といった深いテーマを知りたい方には、この命術を使った占いをおすすめしています。
― 占い師をしていて嬉しかったエピソードを教えてください。
15年以上も前の話になりますが、占い館に所属して対面鑑定を行っていた時期に、ある一人の女性がよくご相談に来てくれていました。
その当時から、私はお客様にとっては望ましい結果でなくてもきちんとお伝えすることを心がけていましたので、その女性にもかなり厳しい言葉をお伝えしてきたため、その方にとっては決して耳障りや気分が良いものではなかっただろうと思います。
しかし、その方は、ひとつひとつの結果や占い師の言葉に一喜一憂するのではなく、アドバイスも実際に真摯に実行してくださっていたようなのです。
半年もしないうちに、周囲から見ても分かるほど、その女性はみるみるうちに雰囲気が変わっていき、オーラやエネルギーが変化したことで運気も安定していっている様子でした。
そんなある時、その女性から「嬉しい結果が得られた」とご報告をいただくと共に、「あの時の先生の言葉がなければ今の私はいなかったと思います」というお言葉を頂戴し、今でも思い出す度に胸があたたかくなります。
― 先生が鑑定をする上で、大切にしていることを教えてください。
■
出てきた結果は、私の個人的な主観や価値観などは含ませず、すべてそのまま率直にお伝えするようにしています。
特に、たとえばお客様とお相手との間に何か不具合がある場合には、どちらか一方に肩入れするのではなく、あくまでも客観的な立場を保って鑑定するように心がけています。
お客様ご本人の立場やお気持ちを理解するのはもちろんですが、お相手や関係者から見た立場からも出てきた結果をしっかりと解釈して、忖度なくお伝えするようにしています。
■
また、スピリチュアルなメッセージは、時には現実味がないような不透明なものも多くなりやすい傾向があるため、なるべく皆様の日常生活に応用していただけるよう、具体的なアドバイスができるように心がけています。
― 最後にお客様へメッセージをお願いします。
プロフィールにも記載していますし、前述の項目でも触れたとおり、客観的な鑑定と率直に結果をお伝えすることを心がけていますので、お客様によってはそれが厳しく感じられる場合もあるかと思います。
しかし、人生というのは、伏線を回収する作業の連続であり、後になってから気付くことができたり、腑に落ちることも非常に多いものです。
その時には瞬時に意味が分からなくても、ひとつの可能性や解釈として頭の片隅に置いていただき、いつかどこかでまた思い出していただくことがあれば、それがまさにあなたにとっての良きタイミングなのかもしれません。
これは師匠からの教えですが、人生は“宝探しの旅路”であり、占いは“宝を見つけるための地図”だといいます。
私は、時に厳しいことを申し上げることはあるかもしれませんが、皆様と皆様を守護している存在たちへの敬意をもって、今後もひとつひとつの鑑定を全身全霊で行っていくことをお約束します。
そして、それがいつかあなたの旅路の“道しるべ”となれたら幸いです。