『2022〜2月全体運〜ダヤンのタロット占い』 日付：2022-01-23
こんにちは。夢ノ命です。
寒さが身にしみる日々、
いかがお過ごしでしょうか？
その分、空気が澄んでいて、透明で、
朝明けの空や夕方の薄明の空が、
うっすりと、虹色を帯びていて、きれいですよね。
今日は、ダヤンのタロットカードを使って、
２月の全体運をお伝えしていきますね。
◇◇◇◇◇◇
【ダヤンのタロットカード】は、
絵本作家・池田あきこさんが創作された
ねこのダヤンが活躍する『わちふぃーるど』の物語から
生まれたものです。
アルス(地球)に住んでいた猫のダヤンが、
雪の神の魔法によって『わちふぃーるど』に迷い込んだところから
物語は始まります。
◇◇◇◇◇◇
〜 ２月の全体運 JUSTICE 正義 〜
かわいく、小さなマルトたちを計っているワニのイワン。
どんな草花とも会話ができる木こりのイワンは、
ごく日常の当り前の出来事が
大切でかけがえのないことと、よく知っています。
イワンは、かなり以前から、公明正大な時間の中を生きています。
左手に持つ秤(はかり)は、
【公平さ】と【バランスのとれた感覚】を暗示しています。
右手に持つ斧（おの)は、
木に触れながら、イワンらしくあろうとするぶれない心を育ててくれます。
それでは、今日もまた、カードの世界をのぞいてみましょう。
【エバーストーンの森にて】
木こりの仕事もひとやすみ、
ワニのイワンは、お昼にイワシのサンドイッチをペロリとたいらげると、
丸太を枕に横になり、うたたねしだしました。
【イワシのサンドイッチのうまいことったら！】
イワンのまぶたの内に、
無数のイワシの群れが泳いでいる姿が浮かびます。
海の浅瀬をきらめきながら泳ぐイワシたちは、
そのいきおいのまま、イワンの口の中へ、
次から次へと飛び込んでくるのでした。
おなかいっぱいの幸福感とともに、
海面にぷかぷか浮かびながら、
イワンは空を見上げました。
すると、そこへ、勢いよく空から落ちてくるものがありました。
何かがぽたぽたと鼻にぶつかっては、草むらに落ちていきました。
そこで、イワンは目を覚ましました。
あたりはすでに暗くなっていて、
きれいな満月が空に浮かんでいました。
足元を見ると、かわいらしい、小さなマルトたちがいました。
「イワンさん！ おねがいします。わたしたちを、はかってください」
小さなマルトたちは、やつぎばやに、イワンに話しかけます。
「だれがいちばんのお兄ちゃんか？ なかなかきまりません。
それで、このなかでいちばんおもいやつが、
いちばんえらいお兄ちゃんということにしたんです」
「ほうっ〜〜。それはなんだか楽しそうだねぇ」
イワンは、丸太のそばに置いてあった黒いがまぐちのカバンの中から、
天秤(てんびん)のはかりをだしました。
「どれどれ、はかってやろう」
小さなあめ玉が跳ねるように、
2匹のマルトが、ひょいとはかりに、飛び乗りました。
その反動で、天秤ばかりが大きくゆれます。
「おいおい、サーカスじゃないんだから、そんなげいとう、
誰かをびっくりさせる時にだけ、使うといい」
そう言うと、イワンはゆれたはかりを、
口さきで、押さえました。
そして左手を前に伸ばして、
天秤のバランスが整うのを待ちます。
イワンは心の中で、こう思っていました。
「どちらでもよい。かたむきのしめす方が正しいのだ。
でももっと大事なのは、こうやって、何事も試みることさ。
その上で納得できたことなら、みんな正しいのさ。そいつが公平ってもんだ」
この『正義 JUSTICE』のカードは、あなたへ、
善悪を判断する正義の価値観を超えた
大切なものがあることを告げています。
あなたなら、きっと、それを見つけられると。
今の時代にふさわしいあなたならではの、ものさしやはかり。
それを手にした瞬間、あなたの中の古い価値観が一新されたことに気づくでしょう。
エバーストーンの森にすむ木こりのイワンは、
いつしかこの森で暮らすことで、正義に変わる３つのはかりを、見つけました。
それを最後にご紹介しますね。
１つ目は、楽しさのはかり。
イワンにとって、より気分が楽しくなるものを選びます。
２つ目は、優しさのはかり。
イワンにとって、より心が優しくなれるものを選びます。
３つ目は、美しさのはかり。
イワンにとって、より命が美しくあれるものを選びます。
この３つはかりが、イワンにとっての正義を超えた大切なものでした。
寒さが身にしみる日々、
いかがお過ごしでしょうか？
その分、空気が澄んでいて、透明で、
朝明けの空や夕方の薄明の空が、
うっすりと、虹色を帯びていて、きれいですよね。
今日は、ダヤンのタロットカードを使って、
２月の全体運をお伝えしていきますね。
◇◇◇◇◇◇
【ダヤンのタロットカード】は、
絵本作家・池田あきこさんが創作された
ねこのダヤンが活躍する『わちふぃーるど』の物語から
生まれたものです。
アルス(地球)に住んでいた猫のダヤンが、
雪の神の魔法によって『わちふぃーるど』に迷い込んだところから
物語は始まります。
◇◇◇◇◇◇
〜 ２月の全体運 JUSTICE 正義 〜
かわいく、小さなマルトたちを計っているワニのイワン。
どんな草花とも会話ができる木こりのイワンは、
ごく日常の当り前の出来事が
大切でかけがえのないことと、よく知っています。
イワンは、かなり以前から、公明正大な時間の中を生きています。
左手に持つ秤(はかり)は、
【公平さ】と【バランスのとれた感覚】を暗示しています。
右手に持つ斧（おの)は、
木に触れながら、イワンらしくあろうとするぶれない心を育ててくれます。
それでは、今日もまた、カードの世界をのぞいてみましょう。
【エバーストーンの森にて】
木こりの仕事もひとやすみ、
ワニのイワンは、お昼にイワシのサンドイッチをペロリとたいらげると、
丸太を枕に横になり、うたたねしだしました。
【イワシのサンドイッチのうまいことったら！】
イワンのまぶたの内に、
無数のイワシの群れが泳いでいる姿が浮かびます。
海の浅瀬をきらめきながら泳ぐイワシたちは、
そのいきおいのまま、イワンの口の中へ、
次から次へと飛び込んでくるのでした。
おなかいっぱいの幸福感とともに、
海面にぷかぷか浮かびながら、
イワンは空を見上げました。
すると、そこへ、勢いよく空から落ちてくるものがありました。
何かがぽたぽたと鼻にぶつかっては、草むらに落ちていきました。
そこで、イワンは目を覚ましました。
あたりはすでに暗くなっていて、
きれいな満月が空に浮かんでいました。
足元を見ると、かわいらしい、小さなマルトたちがいました。
「イワンさん！ おねがいします。わたしたちを、はかってください」
小さなマルトたちは、やつぎばやに、イワンに話しかけます。
「だれがいちばんのお兄ちゃんか？ なかなかきまりません。
それで、このなかでいちばんおもいやつが、
いちばんえらいお兄ちゃんということにしたんです」
「ほうっ〜〜。それはなんだか楽しそうだねぇ」
イワンは、丸太のそばに置いてあった黒いがまぐちのカバンの中から、
天秤(てんびん)のはかりをだしました。
「どれどれ、はかってやろう」
小さなあめ玉が跳ねるように、
2匹のマルトが、ひょいとはかりに、飛び乗りました。
その反動で、天秤ばかりが大きくゆれます。
「おいおい、サーカスじゃないんだから、そんなげいとう、
誰かをびっくりさせる時にだけ、使うといい」
そう言うと、イワンはゆれたはかりを、
口さきで、押さえました。
そして左手を前に伸ばして、
天秤のバランスが整うのを待ちます。
イワンは心の中で、こう思っていました。
「どちらでもよい。かたむきのしめす方が正しいのだ。
でももっと大事なのは、こうやって、何事も試みることさ。
その上で納得できたことなら、みんな正しいのさ。そいつが公平ってもんだ」
この『正義 JUSTICE』のカードは、あなたへ、
善悪を判断する正義の価値観を超えた
大切なものがあることを告げています。
あなたなら、きっと、それを見つけられると。
今の時代にふさわしいあなたならではの、ものさしやはかり。
それを手にした瞬間、あなたの中の古い価値観が一新されたことに気づくでしょう。
エバーストーンの森にすむ木こりのイワンは、
いつしかこの森で暮らすことで、正義に変わる３つのはかりを、見つけました。
それを最後にご紹介しますね。
１つ目は、楽しさのはかり。
イワンにとって、より気分が楽しくなるものを選びます。
２つ目は、優しさのはかり。
イワンにとって、より心が優しくなれるものを選びます。
３つ目は、美しさのはかり。
イワンにとって、より命が美しくあれるものを選びます。
この３つはかりが、イワンにとっての正義を超えた大切なものでした。