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日記
『占いと依存〜主役は誰か?』 日付:2012-02-17
こんにちは、レディ・ポルシャです。

最近話題になっているのが、
家賃の滞納と占い師への依存をしているといわれる
オセロの中島さんです。

占い師としての仕事をする私にとって
この話題は非常に興味深く、
また、自分の仕事のあり方を意識するうえで
とても考えさせられるものです。

今朝もワイドショーで
占いに依存しやすいタイプ、といった特集がされていました。

周囲を気にしすぎてしまったり、
自分の意見がない人などは
依存になりやすい、とワイドショーでは言っていたようです。

私も占いをしていて、
この人は大丈夫だろうか?
と思うことがよくあります。

信じていただくというのはありがたいことですが、
占い師の言葉を金科玉条のごとく、
妄信的にあがめるのは
おかしいと感じます。

彼はおそらく、あなたのことをこう思ってますよ、
二人の関係はこうなりますよ、

といくら占ってみたところで、
当事者の意思ほど強いものはありません。

自分がこうしたい、と思う意思は
どんな事態をも変えていく力があります。

それが

‘占いがこう言っていっているから’

と自分の中から主体性を手放した瞬間、
依存への道が始まるのではないでしょうか。

占いでこういわれたから、

だから、

私はこうしたい、

…占い師が思い描く未来ではなく、
あなたが思い描く未来、
それがあなたの歩む道だと私は感じます。

占い師の言葉はあなたをバラ色の世界へと
連れて行ってくれるものではありません。

バラ色の世界があなたにも存在する、という
可能性を示してくれているだけなのです。

実際にそのバラ色の世界まで歩んでいくのは
ご相談者本人であり、
その道行にヒコーキを使うのか電車を使うのか、
自転車なのか徒歩なのか、
あるいは、平らな道なのか曲がりくねった道なのか、
それらの何を選択するかは
本人次第なのです。

占いはいいものだと思います。

…自分で主体的に考えることを忘れなければ。

人生の主役は誰なのか、
占い師に対峙したとき、ぜひ思い出してほしいと思います。