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日記
青龍子
青龍子の日記
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2024年5月の日記はありません。
『全ての問題の原因は「目」にあった』 日付:2016-11-15
青龍子です。


この日記を読んでくださっている
みなさんも、目でみていますよね。
毎日、それこそ、目の前で起きる出来事を
目でみていますよね。

今日は、あらためて、考えてみます。

“目の役割”ってなんでしょうか。

あたりまえですよね。
自分の身の回りに起こる事を
「見る」ことです。

私たちは、目をつかって、
自分を取り巻くモノを見て、
形状、色、そのモノまでの距離、
そしてそれが何なのかを
認識しています。

人には、五感があります。

五感(ごかん)とは、
動物やヒトが外界を感知するための
多種類の感覚機能のうち、
昔からの分類による5種類、
すなわち
視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚
をさします。

この伝統的な分類を前提として、
人間の感覚全体を指すために
「五感」という表現が
用いられる場合もあります。

私たちには、

他にも耳や鼻や口など
様々な感覚器官が備わっていますが、

私たちが一番情報を得ている器官は
どれだとおもいますか。

それは、“目”です。

目からほど、
情報量を得ている器官も
ありません。

イメージアップ系の書籍の中でも、

“8 割”以上の情報を
目から受け取っていると
書かれています。


ここで、今日は、

“目”の本当の役割について、
考えてみましょう。

あえて別の表現をするならば、
起きている現象や周囲にあるモノ、
出会う人たちを見ているのは、
本当に目(視覚)なのでしょうか?

ひょっとしたら、
違うかもしれません。
そうおもいませんか。

もしかしたら、
お医者さんに聴けば、
目はただ外から受けた刺激を
受け取っているだけで、
実際は、
脳が感じていると
答えるかもしれません。

確かに、
目はただ光を受け取る
感覚器官にすぎません。

受け取った情報が、
神経を伝わり脳に届けられ、
あたかも目の前にあるように、
像としてみえると感じる。

“脳が見ている”
というのが、
現代医学の説明です。


でも、ほんとうでしょうか。
脳で見ているといわれても、
腑に落ちません。

読者のみなさんはいかがですか。
なにか、違うようにおもいませんか。

私たちは、
目で見たものを素直に
脳で目の前の像として
再現しているわけではありません。

受けた情報に
意味をつけています。

“この人、嫌な感じ”とか、
“純粋そうな人”とか、
“◯◯っぽい”とか、

見た情報に、意味を
付けてしまっています。
ここで、実際の人、モノとは
違ってしまっている
可能性があります。


そもそも、私たちが見ていると
思っているものは、目の前の像ではなく、
意味づけそのものです。

私たちは、
8 割以上の情報を
目から取り入れています。
それだけ、
目からの情報、
すなわち目から得ている意味づけに
左右されているということです。

目から入ってくる情報に
ふりまわされ、私たちは勝手に
悩みや問題をつくりだしています。

逆に言えば、
私たちが外界にあるものを見て
心が乱されているように感じるのも、

そもそも見ているのではなく
意味づけしているわけですから、
すべての悩みや問題は自分が勝手に
意味づけすることで自分に
引き込んでいるといえます。

目から入ってくる情報自体が、
自分が勝手に意味づけした
情報だからです。

8 割以上もの情報を受け取る
目に映るものにとらわれ、
自分自身でありもしないことを
勝手につくり出しては、
振り回され勝手に悩み、
トラブルを抱え込んでしまう。


すべては意味づけなのだと
気づいていないからこそ
起こっていることなのです。

いいですか。
目から入ってくる情報だけに
振り回されないでくださいね。

座禅や瞑想がとても
参考になります。

目をつぶって、全身の感覚を
リラックスさせて、外からの
刺激や情報を遮断するところから
始めますよね。

意識的に、入っている情報を
遮断する事で、
身体も心もリセットできます。

先祖から伝えられている
東洋的な方法ですよね。

目から入ってくる情報だけで
安易に判断しないように
してください。



青龍子.