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日記
東田 笙甫
東田 笙甫の日記
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『初夢』 日付:2017-01-04
新年のある夜に見る夢の内容で1年の吉凶を占う風習であり。
新年最初に見る夢とされ元旦から2日の夜または2日から3日の夜に見る夢
とされる事が多いです。
初夢の初出は鎌倉時代の「山家集」である。暦上の新年とは無関係に
節分から立春の夜に見る夢を初夢としてこの時代は初夢に限らず立春を
新年の始まりと考える事が多く
新年には宝船の絵がよく出て来ますが室町時代頃から良い夢を見るには七福神
の乗っている宝船の絵に「長き夜の遠の眠りの皆目覚め波乗り船の音の良きかな」
(なかきょの とおのめふりの みなめさめ なみのりふねの おとのよきかな)
と言う歌を書いた物を枕の下に入れて眠る事が良いとされ悪い夢を見た時は
翌朝宝船の絵を川に流して縁起直しをしていました。

一富士二鷹三茄子
江戸時代初期には徳川家康の、お膝元であった駿河に
ちなんでいると言われ徳川家ゆかりの地である駿河での高い物の順で
富士山・愛鷹山(あしたかやま)・初物の茄子(値段が高い)を徳川家康が好んだとされ
富士は日本一の山、鷹は賢くて強い鳥、茄子は(事を成す)言葉の意味から今に至っています。

詳しく説明すると富士は曾我兄弟の仇討ち(富士山の裾野)
鷹は忠臣蔵(主君浅野家の紋所が鷹の羽)
茄子は鍵屋の辻の決闘(伊賀の名産品が茄子)

またこれには続きがあり「四扇五煙草六座頭」(よんせん ごたばこ ろくざとう)
四扇はその形が末広がりの幸を連想。
五煙草は煙が上に上がる様に運が上がる。
六座頭は剃髪した法師毛がない=怪我がないを文字っていると言われています。

日本三大仇討は
@1193年曽我兄弟の仇討
A1634年鍵屋の辻の決闘(伊賀上野の仇討)
B1702年赤穂浪士忠臣蔵