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日記
青龍子
青龍子の日記
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『一緒に未来を予測してみませんか』 日付:2017-04-28
EXILEのドキュメンタリー番組を
観ています。

彼らのコメントの中に、

たいへん興味深いデータが
ありました。

CDやデジタルコンテンツの
売上よりも、、、

今となっては、あるものが
最大の売上をあげています。

それは、ライブです。


気になり、海外の友人と
Skypeで話しました。

私の居るヨーロッパとは異なる、
アメリカでは、

ライブやフェスの収入が
CDの売上を既に超えているとのこと。



音楽を聞くためには、
人は、お金を払わなくなったけれど、、、

ライブには、
お金を払うということです。


ぼくらの時代…
音楽は物質でした。



若い人には信じられない
かもしれないけれど、

音楽は、
カセットやCDという
モノに入っていました。

それゆえ、買うときも、
音楽というモノを買っていました。

音楽は、手で触れば手応えを感じる、
の物質として存在していて、

ぼくもまた、そして同時代を
過ごしていた人たちも、、、

音楽を、“物質”として
認識していました。



でも、いつの間にか音楽は…

データ(情報)になってしまった。


気づいたら、
音楽は、

“情報”として認識されるようになり、

同時に、知らぬ間に、

“形の無いもの”に

なってしまった。

今や、音楽を、
モノとして認識している人は

誰もいないでしょう!


それは、体から突然、魂だけが抜け出して
人々が、抜け出した魂の存在に気づき

実は、、、
肉体は借り物で…

本体はこっちだったと
気づいたようなものかもしれません。


今、
音楽は、

自由に、空間を超えて、、、

飛び回っています。


携帯電話から、iPodから、
パソコンから、、、

何時でも何処でも、
好きなように、、、

自由自在に飛び回り、
どこにも定住すること無く

世界中を自由に駆け回っています。


音楽は、フィジカル(物質的)
の制約を捨てて、、、

身軽になり、飛び回る羽根を持ち、

自由を手に入れました。



音楽だけではありません。

本だってそうです。

本は重い紙の制約から抜け出して、

やはりデータとなって、
身軽に持ち運ばれるようになった。

最近では、
Kindleばかりで本を読む人が増えています。

地下鉄の朝の通勤の景色も
変わってきています。



いつのまにか…

買うときも物質ではなく、
データを買っている
感覚になっています。


音楽や、本だけではなく、

映画だって、ゲームだって、、、


全てのコンテンツが、
情報化され、

おそろしく“身軽”になりました。



今回から数回…

一緒に「未来予測」をしてみませんか…



青龍子