そもそもですよ、、、

個人が、
電気も水も食料もつくれるようになったら、

行き着くところ、

誰がお金を払うのかという
疑問が浮上します。


人々が暮らしていくために、
他に必要なものはありますか…

戦争をする理由も、資源です。

もっと言えば、
戦争で儲かる人のためです。

インターネットが、
個人で、全てをできる世界を切り開いたように、

最後は、個人が、
全てを生み出せるテクノロジーを
国も企業も既得権益が、、、

どれだけ阻止しようとしても、
コントロールできなくなると推測できます。


例えば、

MP３の海賊版が違法行為と知りながら、
民衆の力をとめられなかったように、

それは、国も企業も、
一部の人がコントロールし
止めることは不可能だと推察します。


話を、音楽の話に戻します！

アメリカでは、CDやデジタルコンテンツの
売上よりも、

今となっては、あるものが
最大の売上をあげています。

それは、“ライブ”です。


“LIVE＝LIFE”


アメリカでは、
ライブやフェスの収入が、
CDの売上を、既に超えています。

音楽を聞くためには、
人はお金を払わなくなったけれども、

ライブには、お金を払うということです。

ここにオーディエンス、
音楽ファンのニーズがあります！


情報にはお金を払わないけれど、
ライブには、お金を払うということです。

VRが、どれだけ世界に
バーチャル・リアリティーをもたらしても、

それは“リアル”の体験にはかなわない。


つまり、人はもう、

“体験”にしか、、、

お金を払わなくなる時代が
やってくるということです。


大げさに言えばです！



これは、

どの世界でも、

定義が変わりつつあることを
意味するとおもいます。


今までは、良い曲を発信すれば
ファンをつくることができました。


でも、この５年間を
振り返ってみても、、、

曲は、ほぼ、“無料”で
手に入るようになりました。

中には、
自称ミュージシャンの
ゴミのような曲も多いから、

素人には、
判別しにくいというのは

あるけれども、

それでも、５年前とは違って、

今は、大概の曲は、新旧共に、

本気を出せば、

“無料”

で手に入れることができます。

昔からみれば、
とてつもなく、贅沢な時代です。



音楽の値段が、
“曲の価格”

が、タダになるのは止められません。



では、どうしたら、、、
いいのかと言えば、、、


「自分に会いたい」


と思ってもらう人を
増やすしかありません。


５年前だったら、

良い曲提供だけで、
十分でした。


でも、みなさんは気づいていない
かもしれないけれど、、、

時代は、
確実に“変化”をしていて、

会いたい人にならなければ、

もはや、関係性は成り立たない、
ということです。

人間性を出して、
自分と同じ価値観を持つ、

“コミュニティー”をつくる
ということでもあります。

ファンクラブですね。

だから、もし、

みなさんが
ご自身の世界で、
配信する立場になれば、、、

少し、軸足を変える必要があります。

もちろん、

分かりやすい、行動しやすい
モノをつくる能力も、

あるに越したことはないですが、

それは、プラスにはなれ、
マイナスにはなりません。

だから、
機会あれば、
きちんとマスターした方が良いですが、

ライブに来て、
会いたい、

そして体験をしたい

ということこそが、

“価値”の時代になる！

ということです。



「あなたを知らない人に
コンテンツを伝えるのではなく、
あなたという、人を伝えることだ」


これは、
とても大切な事を言っているのだけれど、

あまり、、、
普通の人には理解できないかもしれません。

あまり…
ピンとはこないかもしれませんね。

でも、それがぼくの結論です。


会いに来る、ライブ
というのがキーワードです。


サッカーの試合は、録画でみたら
なぜかつまらないです。

スポーツはライブだから価値を感じる
人がほとんどです。

結果がまだ、出ていないから
人は熱狂します！


ライブにしかない価値はあるし、

フェイスブックだって、インスタグラムだって
みんなライブを押しています！

そういう、俯瞰した鳥の目でみたら

ぼくの言っている未来はあながち
間違っていないと、ぼくは思っています。

実際は、どうか分からないですが、、、


何か、、、

思考をする時の参考にしてくれたら、
うれしいです。



青龍子