『父親が偉大な詩人の姿をしている時』 日付:2018-06-25
【父親というものは、実は……自分の子どもには、大したことは言ってやれない? 】
こんにちは。夢ノ命です。
いま、熟読している本の一冊に、
『子どもに伝える父親たちの知恵』(エドワード・ホフマンさん編)があります。
どんな知恵なんだろう? このタイトルを目にしただけで、
好奇心がくすぐられます。
だって、父親なら、自分の子供たちには、たくさんの知恵を伝えたいじゃないですか?
子供たちがピンチの時、
子供たちがチャンスの時、
子供たちの節目の時期に。
子供たちと一緒に過ごす長いような短い時間の中で、
そんな機会が少なからずあると想うんですよね。
その時、きっと子供たちは、
待っているのではないでしょうか?
【父親の知恵にあふれた言葉】を。
【母親の愛情にあふれた助言】を。
たとえば父親が、子供に宛てて手紙を書く場合、
まずはじめにおさえておきたいことは、いったい何でしょうか?
その答えが、この手紙の中にありありと書かれているような気がします。
【子どもに伝える父親たちの知恵/エドワード・ホフマン編】
を参考にシェアさせて頂きます。
1963年に詩部門でピュリッツァー賞を受賞したあるお父さんは、
40年以上の経験をもつ小児科医でもありました。
自由詩を用いて、あらゆる対象や経験がもつ本質的価値を呼び覚ましてくれるその精神性や表現技法は、
ウォルト・ホイットマンに並び称されたほどです。
『医学は私に、自己の秘密の園に立ち入る権利を与えてくれた……
医師の身分証があればこそ、衰え、打ちのめされた身体につきしたがって、
あの深淵や洞窟へと入って行くことを許されたのだ』
そんな言葉を残したあるお父さんは、ピュリッツァー賞を受賞した21年前に、
戦時兵役に服役していた長男に、こんな手紙を書きました。
【子どもに伝える父親たちの知恵/エドワード・ホフマン編引用】
お前は父さんの誇りだ、ビル、本当だよ。
父親というものは、息子の人生の歩みを追いながら、
口出しする権利のないことにまであれこれと口をはさんでしまう。
もちろん、自分のこれまでの人生を振り返ってのことだーー当然、違う点はいろいろあるがね。
まずいことになるぞ、と言ってやりたくなったり、よくやったな、とほめてやりたくなったりするときがある。
それは、父さん自身が間違いをおかしたところ、なかなか決心がつかなかったが、
やはり踏み切ってよかったところでもあるんだ。
けれど、どんな場合でも大したことは言えやしない。
たいていは何も言ってやれない。
今の問題、つまり息子の人生の問題は、新しい、まったく別個の人間にとっての問題なのだし、
立ち向かう人生そのものが、父親が若い頃に経験したものとは違うことがわかっているからだ。
【引用終了】
この手紙を書いたお父さんの名は、ウィリアム・カルロス・ウイリアムズ(1883-1963)さん、
詩人であり、小児科医の先生でした。
この手紙って、すごく実を得ていると想うんですよね。
『父親というものは、実は……自分の子どもには、大したことは言ってやれない』
それが大前提なんだということを、教えてくれます。
いま子供たちが平成に経験していることは、父親が子供だった頃の昭和の経験とはまったく別のもので、
そのまま、『お父さんの子供の頃は、こうだったから……』と父親の経験を元に、
子供に大切なことを伝えようとしても、届かないことが多いのではないでしょうか?
それでも、父親として、いまの時代を一緒に生きるものとして、
多彩な見方で、視野を広げ、
子供の立場を共有し、
家族で過ごす時間をいつくしみ、分かち合いながら、
絶妙のタイミングで、気の利いたことを、子供に伝えようとするなら、
『子供たちが、待っている言葉』に
少しでも近づけるのではないでしょうか?
どんな父親でも、
何か大切なことを子供に伝えようとする時、
偉大な詩人の姿をしているのは、そのせいなのかもしれません。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
☆【シンクロニシティ・メッセージ】☆
好きな言葉、心に響く言葉を自由に受け取ってください。
手帳やノートに書き記すと、いつもそばで、あなたを励まし続けてくれます。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
『どんな世界も、変えることはできる。小さな行動がもつ、大きなエネルギーで。』
(ギフトを贈ると奇跡が起きる/キャミ・ウォーカー著抜粋)
『眠っている【底力くん】に会いに行きなさい』
(エースと呼ばれる人は何をしているのか/夏まゆみさん著抜粋)
『「全身が震えてしまうほど大好きなこと」それを見つけた時点で、あらゆる夢は既に叶っている』
(Dear.WILD CHILD/高橋さ歩さん著抜粋)
『残りの人生を、自分の可能性のために使って、何が悪いだろうか?
この人生は、たった一度きりだというのに!』
(結果は自然に現れる!/佳川奈未さん著抜粋)
『つらいときの合言葉は【また成長しなきゃいけないのか!】』
(エースと呼ばれる人は何をしているのか/夏まゆみさん著抜粋)
『最高のチャンスは、他人から授けられるものではない。ただひたすらに、自分の中にあるものだ』
(オリソン・スウェット・マーデンさん言葉/人の心に火をつける言葉2抜粋)
『【恥をかくことを恐れない】ことが、必ずあなたの強みになります』
(エースと呼ばれる人は何をしているのか/夏まゆみさん著抜粋)
『目の前にある自分にできることをとことんやる、それだけだ』
(ドラマまっすぐな男著抜粋)
『宇宙はスピードが大好きです。第六感が働いたら、すぐ行動を起こすこと』
(呼吸の本/谷川俊太郎さん・加藤俊朗さん著抜粋)
『丹田が使えると、面白そう。スーパーマンになれたりして』
(呼吸の本/谷川俊太郎さん・加藤俊朗さん著抜粋)
『こころだよ、全員集合!それが「勇気」です』
(名言セラピー/ひすいこたろうさん&アイコ・マクレーン著抜粋)
こんにちは。夢ノ命です。
いま、熟読している本の一冊に、
『子どもに伝える父親たちの知恵』(エドワード・ホフマンさん編)があります。
どんな知恵なんだろう? このタイトルを目にしただけで、
好奇心がくすぐられます。
だって、父親なら、自分の子供たちには、たくさんの知恵を伝えたいじゃないですか?
子供たちがピンチの時、
子供たちがチャンスの時、
子供たちの節目の時期に。
子供たちと一緒に過ごす長いような短い時間の中で、
そんな機会が少なからずあると想うんですよね。
その時、きっと子供たちは、
待っているのではないでしょうか?
【父親の知恵にあふれた言葉】を。
【母親の愛情にあふれた助言】を。
たとえば父親が、子供に宛てて手紙を書く場合、
まずはじめにおさえておきたいことは、いったい何でしょうか?
その答えが、この手紙の中にありありと書かれているような気がします。
【子どもに伝える父親たちの知恵/エドワード・ホフマン編】
を参考にシェアさせて頂きます。
1963年に詩部門でピュリッツァー賞を受賞したあるお父さんは、
40年以上の経験をもつ小児科医でもありました。
自由詩を用いて、あらゆる対象や経験がもつ本質的価値を呼び覚ましてくれるその精神性や表現技法は、
ウォルト・ホイットマンに並び称されたほどです。
『医学は私に、自己の秘密の園に立ち入る権利を与えてくれた……
医師の身分証があればこそ、衰え、打ちのめされた身体につきしたがって、
あの深淵や洞窟へと入って行くことを許されたのだ』
そんな言葉を残したあるお父さんは、ピュリッツァー賞を受賞した21年前に、
戦時兵役に服役していた長男に、こんな手紙を書きました。
【子どもに伝える父親たちの知恵/エドワード・ホフマン編引用】
お前は父さんの誇りだ、ビル、本当だよ。
父親というものは、息子の人生の歩みを追いながら、
口出しする権利のないことにまであれこれと口をはさんでしまう。
もちろん、自分のこれまでの人生を振り返ってのことだーー当然、違う点はいろいろあるがね。
まずいことになるぞ、と言ってやりたくなったり、よくやったな、とほめてやりたくなったりするときがある。
それは、父さん自身が間違いをおかしたところ、なかなか決心がつかなかったが、
やはり踏み切ってよかったところでもあるんだ。
けれど、どんな場合でも大したことは言えやしない。
たいていは何も言ってやれない。
今の問題、つまり息子の人生の問題は、新しい、まったく別個の人間にとっての問題なのだし、
立ち向かう人生そのものが、父親が若い頃に経験したものとは違うことがわかっているからだ。
【引用終了】
この手紙を書いたお父さんの名は、ウィリアム・カルロス・ウイリアムズ(1883-1963)さん、
詩人であり、小児科医の先生でした。
この手紙って、すごく実を得ていると想うんですよね。
『父親というものは、実は……自分の子どもには、大したことは言ってやれない』
それが大前提なんだということを、教えてくれます。
いま子供たちが平成に経験していることは、父親が子供だった頃の昭和の経験とはまったく別のもので、
そのまま、『お父さんの子供の頃は、こうだったから……』と父親の経験を元に、
子供に大切なことを伝えようとしても、届かないことが多いのではないでしょうか?
それでも、父親として、いまの時代を一緒に生きるものとして、
多彩な見方で、視野を広げ、
子供の立場を共有し、
家族で過ごす時間をいつくしみ、分かち合いながら、
絶妙のタイミングで、気の利いたことを、子供に伝えようとするなら、
『子供たちが、待っている言葉』に
少しでも近づけるのではないでしょうか?
どんな父親でも、
何か大切なことを子供に伝えようとする時、
偉大な詩人の姿をしているのは、そのせいなのかもしれません。
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☆【シンクロニシティ・メッセージ】☆
好きな言葉、心に響く言葉を自由に受け取ってください。
手帳やノートに書き記すと、いつもそばで、あなたを励まし続けてくれます。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
『どんな世界も、変えることはできる。小さな行動がもつ、大きなエネルギーで。』
(ギフトを贈ると奇跡が起きる/キャミ・ウォーカー著抜粋)
『眠っている【底力くん】に会いに行きなさい』
(エースと呼ばれる人は何をしているのか/夏まゆみさん著抜粋)
『「全身が震えてしまうほど大好きなこと」それを見つけた時点で、あらゆる夢は既に叶っている』
(Dear.WILD CHILD/高橋さ歩さん著抜粋)
『残りの人生を、自分の可能性のために使って、何が悪いだろうか?
この人生は、たった一度きりだというのに!』
(結果は自然に現れる!/佳川奈未さん著抜粋)
『つらいときの合言葉は【また成長しなきゃいけないのか!】』
(エースと呼ばれる人は何をしているのか/夏まゆみさん著抜粋)
『最高のチャンスは、他人から授けられるものではない。ただひたすらに、自分の中にあるものだ』
(オリソン・スウェット・マーデンさん言葉/人の心に火をつける言葉2抜粋)
『【恥をかくことを恐れない】ことが、必ずあなたの強みになります』
(エースと呼ばれる人は何をしているのか/夏まゆみさん著抜粋)
『目の前にある自分にできることをとことんやる、それだけだ』
(ドラマまっすぐな男著抜粋)
『宇宙はスピードが大好きです。第六感が働いたら、すぐ行動を起こすこと』
(呼吸の本/谷川俊太郎さん・加藤俊朗さん著抜粋)
『丹田が使えると、面白そう。スーパーマンになれたりして』
(呼吸の本/谷川俊太郎さん・加藤俊朗さん著抜粋)
『こころだよ、全員集合!それが「勇気」です』
(名言セラピー/ひすいこたろうさん&アイコ・マクレーン著抜粋)