ホーム初めての方へご利用案内新規会員登録の方はこちらポイント購入占い師一覧よくある質問お問い合わせ
日記
天巫泰之
天巫泰之の日記
■記事一覧■
01月01日「新年、明けましておめでとうございます。(2024年)」
『よい運ってなんでしょう?』 日付:2011-03-09
究極的には、「よい運」も「悪い運」もないのだと思っています。
鑑定的にはわかりやすくするために、微妙なニュアンスでお伝えしますが、人生は「万事塞翁が馬」です。

よい事があとで悪い出来事のきっかけになることもあります。
悪い出来事だと思っていたことが、結果的に幸運を招いたり。

私にとって、幸運な人というのは、平凡な人生のなか、大きな事故にあわない。大病を患うことがない。
家族や親密におつきあいしている人も、大事故や大病にあわない。
家族や親しくしている人達と、ささやかな喜びを共有して、仲良く過ごせる人。
そんな人が幸運な方だと思っています。

社会で成功している人達の命式や運勢をみていると、さほど強運とはいいがたい方がいます。
命式でみる宿命では「身弱」で、我が身が弱くても、歴史に残る偉業と人気を勝ち得た人もいます。
その反対に、強運の命式と運勢でも、成功者とはいえない有名人もいます。

成功=幸せとはいえないものなのですね。
仕事で大成功を手にすると、仕事を優先的にするために、家族との時間をとれなくなっていきます。
家族運も恋愛運も仕事運も金運も。
それらを持続することはとても難しいものだと思います。

「よい運」とはバランスがとれている状態です。
みんなそこそこの幸せなら叶えられるかもしれません。

どんなに仕事で大成功を果たしても、病弱になる方もいます。
素晴らしい功績を残してきたのに、会社から追いだされてしまう方もいます。
スターになると、恋愛が制限されることもあります。
プライバシーがなかなか守れなくなることもあります。

「よい運」とは、今の人生にある程度、満足できる生活をしていると、自分自身が思えること。
よい運も悪い運も、本来は自分自身が決めること、ですね。
仕事第一の人は仕事がうまくいくことが「よい運」だと思えるのでしょう。
恋愛や家族が第一だと思う人は、良縁の人と巡り会えることが「よい運」だと思えるのでしょう。
素晴らしい作品を生み出すことが第一だと思える人は、傑作をつくれることが「よい運」だと思えるのでしょう。

人のために人生を捧げることが第一だと思える人は、人のために生きることができれば「よい運」。
ですが、いずれにしても、どれもおなじレベルのよい運だと思います。
人のために尽くす人生も、家族と仲良く生きる人生も、おなじく尊いものです。