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日記
虹子
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『だから私は霊視相談を辞めた』 日付:2022-05-02
こんにちは。虹子です。
こちらで鑑定活動を始めさせていただいてから
もう何年になるでしょうか。

たくさんのお客様の様々な想いや人生観に触れ
私も数え切れないほどの感動を味わわせていただきました。

私は普段、対面でのカウンセリングを行っていますが
実は数年前から、対面でのカウンセリングの際に
霊感・霊視や、エンジェルなど、いわゆる「スピリチュアル色」の濃いものを扱っていません。

それ以前はフルに活用していました。

つい先日、数年前に2、3回相談に来られたお客様が
来られました。

内容は
「転職しようかどうか迷っている」という、よくあるものでした。

対面は、時間がたっぷり使えて、会話も沢山できる利点があるので

「わたし、転職した方がいいですかね?」
「どうしたらいいですか?」

という質問に、敢えて意地悪な言い方をして
「まず貴方がどうしたいと考えてますか?」と、聞きました。


すると
「え〜?そんなの分かりません。」
という答え。

じゃあこちらもお答え使用がありません(笑)
と言うと、

「数年前に見てもらった時にはすぐに答えてくれたじゃないですか!
その時にも私、仕事をどうするか悩んでて
『タイミングのいい時期にすごくいい職場に巡り会えるから大丈夫』って言ってくれましたよね?

だからその通りにしたら、本当に今のいい職場に巡り会えたから、今回もそうして貰えると思って来たのに.......。」


と、おっしゃいます。


コレなんですよ(-_-)
だから私は霊視相談を辞めたのです。


『あなたの言う通りにすれば上手くいくと思って』


自分の人生に
「自分で決めた」「自分で作り上げてきた」という
感覚を放棄して、

『虹子の言う通りにしていたら、人生最高!』
とか、

本当に自分はそんな事を望んでいるのでしょうか?


もちろん人は、出来れば遠回りしたくないし
失敗だって最小限にしたいと思う時もあります。


「確実に失敗しない方法」は
「自分から動かないこと」です。

もちろん、ササッと霊視した方が解決が早いこともあります。

自分の努力に関わらず、思考の及ばない部分に対して行う霊視は時に有効でしょう。


ですが、自分の人生そのものの根底に関わるものまで
他人(霊視)に委ねるのは

私が意図するサポートの在り方ではないのです。

(結局このお客様は、相談中に自分で「こうしたかったんだ!」ということに気づかれました。)


私はというと、正直「いい鑑定士」なんて目指してないし、年々やりたいようにしかやれなくなって来ているのも事実です。

それでも(それだから?)
今が本当に愛おしいのです。