天巫泰之先生の日記

2011-06-27

教え方

アンデルセンの母は、友達ともうまくつきあえず、ひ弱なアンデルセンに対して、いつもあなたには才能があるのよ。大丈夫だからと、いつも励ましていたそうです。子供だけには限らず、人を信じて認めているという「言葉」をかけてやり、態度にして思いを伝えることがとても大切なのだと思います。

アメリカの研究者がされた教育実験があります。
生徒をみっつのグループに分けます。

ひとつは厳しく叱りながら勉強を教えるグループ。
ふたつめはほめながら勉強を教えるグループ。
みっつめは放任しているグループ。

最初は厳しく教えるグループが成績を伸ばしましたが、最終的にはほめて教えるグループの成績が伸び、平均的に能力を発揮したそうです。

日本人は人をほめることがあまりうまくありませんね。「言わなくてもわかっているはずだ」と思い、そのままにしていますが、言葉にして伝えることが重要なのだと、私は考えています。

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