ゲーム、ことにドラクエファンなら
よくご存じかもしれません。

出会いと別れと言えば、そうルイーダの酒場。
冒険者たちが集い、別れていく場所です。

私の大好きなドラクエ３で
一人で冒険に出るのはあまりにも危険だと王様に言われ
主人公はルイーダの酒場にいって
仲間を見つけるのですね。

ルイーダ「ここは出会いと別れのルイーダの酒場。
何をお望みかしら？」

主人公は色々な職業・性別の仲間の中から
自分で自由に仲間を選択します。

ただし、制限もあって、
３人仲間を連れている状況で
もう一人をパーティーに加えようとすると

「そんなに仲間をぞろぞろつれていちゃだめよ、
もう一人くわえるなら、ここに誰かを置いていかないとね」

と言われてしまい、選択を余儀なくされます。

特に慣れ親しんだ仲間を置いていくという選択は
なかなか辛いものがあります。

リアルの世界でもそういうこと、
あるのではないでしょうか。

誰かを選ぶなら、誰かをはずさなければならないこと、
何かを得るなら、何かを手放さなければならないこと。

春は出会いと別れの季節。

こちらのサイトでいつもお世話になっていた
担当者の方が２月末で退職されました。

本当によくしてくださった方なので
淋しい限りですが、
その方は新しい人生を選択されたわけです。

人生はいつも出会いと別れのルイーダの酒場。

「あなたは何をお望みましら？」

この季節になるとそんなルイーダの言葉が
いつも私の頭の中にはめぐってしまうのです。

あなたは何をお望みですか？