2012-09-12
9月に入りました。秋の神楽祭は、神に感謝し国民の平和を祈って 春と秋の2回行われる祭です。
生きていることに感謝する。食べることに感謝する。
稲の神様、水の神様、太陽の神様・・・という自然の神様を
昔の民は形(像)をつくり、感謝の祈りを捧げておりました。
私たちは普通に食べることがあたり前になっておりますが、
食べ物に感謝するという習慣はあまりないと思います。
けれど、食べ物を頂くとき「いただきます」という習慣は身につけ、
そのとき「感謝する」という気持ちを持つことだけでも
ずいぶん大きく違ってきます。
日本の便利さと豊かさに慣れてしまい、心のゆとりを忘れてしまった私たち。
気が付くと、日本はだんだん苦しむという自然に変化しつつあります。
神は自然に苦しみ、共に助け合うことを私たちに教えようとしています。
危機感を忘れてしまった日本。日本よ、ひとりひとりの民が苦しみ、
今の私たちに何ができるのか、悟り、考え、行動するべきである。
祈・茉凛花