３月になりました。

つい先日年が明けたように思っていたのに・・・。
月日が経つのは早いですね。

今日はお金の話。

先日、友人からメールで相談を受けました。
「突然、昔の知り合いから連絡が来て、お金に困っているっていうんだよね。」
ということでした。

皆さんもこんな経験ありませんか？
あなたならどうしますか？


私にも経験があります。
１０年ぶりに学生時代の友人から連絡が来ました。
「絶対に返すからお金貸して・・・。」と。

金額は２０万円。
事情は詳しく言えないけど、死ぬか生きるかの問題とのこと。
他の人にもあたったがダメで、私が最後の望みと。
正直悩みました。でも、返ってこないことは何となくわかりました。

私は彼女に
「わかった。明日会おう。そして、あなたの実家に一緒に行こう。
私があなたの両親に土下座して、あなたに２０万を貸すようにお願いしてあげるね。」
と伝えました。

その瞬間、彼女の態度は豹変。
人でなし、鬼、私が死んでもいいのか、ケチ・・・などなど
彼女が暴言を吐ききったところで電話は切れました。

私は自分の勘が当たっていたことを確信しました。
貸さなくて本当によかった・・・。

ちなみに、私から２０万借りないと死ぬと言っていた彼女は
今でも元気に生きているそうです。よかったね（笑）


お金を貸した場合、スムーズに返ってくればいいのですが、
万が一返ってこない場合・・・。
あなたは金銭的な部分以外でも様々な苦を背負うことになります。

「返してよ」という連絡をするエネルギー。
その前に「返してよ」って連絡したほうがいいのかなぁという迷いのエネルギー。
「何であの人、返してくれないんだろう」という不安のエネルギー。
「アイツ！逃げやがった！」と怒りのエネルギー。
「どうしたら取り返せるんだ！？」と検索する時間と労力。

なんと勿体無いことよ・・・・。
これらのエネルギーと時間は、相当高額な利息をいただかない限り
補えないでしょう。

人それぞれに事情はあります。
もちろん、貸すことも立派な選択です。
それで人の命が助かることだってあるでしょう。

貸すと決めたのなら、あげたと思う。
返ってきたらラッキー！という気持ちが必要です。

その位、お金の貸し借りというのは難しいもの。
慎重にならなければいけません。

ズバリ。金の切れ目は縁の切れ目です。
この言葉に尽きると思います。