青龍子先生の日記

2017-06-15

死ぬわけじゃなないし

誰にでも悩みが増えてくると…

「もう嫌!」

となる時期があるもの。


仕事、将来、人間関係、ステータス。

青龍子自身、
終わりのない持久走をしているような
気分だった頃がありました。

そんな時に
救われたのは、この一言。



「もう何も考えるな」



職場の人間関係とか、
頭に来るクライアントとか、

これって!
生きていくうえで
どうしても悩まなきゃいけないこと…

でしょうか。


その時は大事に思えても、
別に生死を左右することじゃない。

もっと本能で
生きてもいいんじゃない?

そう、動物みたいに…。


今回は、時には動物を
見習うべき理由を紹介します。

程よく日々の生活に
取り入れれば、

毎日が少しは楽になるかも。


(なぜ動物に癒される?)

残業で、とても遅い帰宅時間になってしまった
日を想像してみてください。

その日は、まさに厄日。

上司には「クビにするぞ」と脅されたし、
業者はお怒りだし、
書類はなくなるし、

電車も2本遅れた。


でもそんなことは、
家で帰りを待っている犬にとっては
何の心配事でもない。

しぼんだサッカーボールで遊ぶことにのみ、
やむなき欲望を見せる2歳の犬。

彼は、私たちの身に起こっているような
ことは何も気にしてないし、興味もない。

けれども、そのことに
私たちが気分を害されることはありません。

むしろ癒されることのほうが
多いくらい。



それって、なんでだろう?



実はそれは、

「動物の幸福論」

にこそ、幸せへのヒントがあるから。


無邪気で欲望に忠実。

人間だって、
所詮は動物なのだから、

勝手に設けられた社会規範に縛られずに、

時には、
そう振る舞ってみてもいいはず。

実際、子どもの頃はそうだったし、
子どもにも、動物と同じように
癒されるものでしょ?



(楽になるヒントは)

「悩み」の断捨離


毎日、無駄なことで
頭を悩ませていませんか?

羊を見てみてください。

彼らは、
人間のような嫉妬というものを知りません。

恥とかプライドにも興味がない。

煩わしいEメールも受けつけない。

丘をただブラブラと歩きながら
草をガムみたいにのんびり喰む。



カモも水辺で、

何世紀の人間に何があったとか、

何も考えずに泳いでいる。

彼らは、経済のことなんて
聞いたこともない。

住んでいる国なんて
気にしたこともない。

考えなきゃいけない
新しいアイデアもなければ

昨日起こったことへの
後悔もないのです。

キャリアとか

人間関係の中での
自分の立ち位置が

どこかも気にしません。


きっと彼らが焦るのは、
命の危機に瀕した時くらいでしょう。


動物が纏う時間というのは、

我々をわずらわせているものが
大したことじゃない、

ということを、
無言のうちに示してくれているのです。

仕事に失敗したからといって、
永遠の拷問を受けるわけじゃない。

どんなにお偉いさんでも、
相手だって所詮はただの人。



心の中で唱えてみましょう。

「死ぬわけじゃないし」

大抵、これで片付きます。



青龍子

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