天巫泰之先生の日記

2024-08-03

言うは易く行うは難し

オリンピックをみるたびに、金メダリストの荒川静香さんが、「金メダルをとるためには、才能と努力と、そして“運”が必要なんです」とインタビューでお話していたことを思い出します。

連日、各競技でおかしな審判の判定で炎上しています。
たんなるミスなのか、恣意的なものなのかはわかりませんが、対戦相手の国のメディアでもおかしな判定だという記事もあります。私もあきらかにおかしいと思うことが多々あります。そうした審判で試合するのも“運”といえるかもしれません。

実力差で敗退したのであれば負けてもある程度は納得できるでしょう。
選手たちの号泣は、ありえないジャッジだからということもあるのではないでしょうか。

試合までの四年間だけでなく、幼い頃からほかのことはあきらめて、日々、練習を重ねてきた選手たちの想いはどんなにか辛いことだろうと思います。

先日も書きましたが、遺伝子が男性の選手と試合をした女性選手が、わずか六十四秒で棄権して敗退しました。私が不可解なのは、おかしなジャッジで勝利して、遺伝子が男性の選手が勝利して、ほんとうにうれしいと思えるのかということです。賞金がもらえるからうれしいのでしょうか。

事実、遺伝子が女性でも男性として生活している方は、男性の競技には参加していません。
筋力差があるとわかっているからです。改めていいたいです。「恥を知れ」と。

宇宙が成長している生物だとすると、宇宙も発展途上ゆえの不完全さ、バグはあるでしょう。人もまた不完全な存在です。ですので、どんな業界、いかなる組織でも腐敗はあり、不正はあり、理不尽なことが多々あります。

政界、政治に対してたいへん辛辣な批判をくり返していた元都知事ふたりも、不正やなんやらで辞めています。民主党時代、たいへん厳しい批判をし、不正を追及していた某議員も秘書の不正給与で議員をいちど辞めています。

批判は誰にでもできますので、どんなに素晴らしいことを発言していても評価できません。要は、結果をだすことでしょう。政治において成果をだしてから、評価されてほしいと思います。言うは易く行うは難しです。

                (了)

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