2025-02-06
12月31日にお正月用に作る料理があります。
毎年味付けに四苦八苦しています。
遅まきながら、去年の失敗を活かさない自分に気づきました。
料理こそトライアンドエラーの良い実験の機会になります。
私は失敗を恐れて、新しいことになかなか挑戦できないできました。
失敗はダメなものと思い込んでいました。
失敗が成功に導いてくれるのに、、、気づくの遅すぎです。
もっと早く気づいていれば、人生は違っていたでしょうにと思います。
いやいや今からでも遅くない、これからは失敗を活かしていくことにします。
また素材をどう活かして調理するかは、自分をどう生かすかということと同じです。
私が大根なら、生でも加熱しても、いろんな調理ができます。多くの可能性があります。
冷蔵庫にある材料で自分の思いつきオリジナルメニューを作る挑戦は創造性を磨く練習にもなります。
私は食いしん坊でもなく、料理を作るのはあまり好きではありません。
仕方なく作っていた時代は、ご飯づくりが本当に嫌で嫌で辛い時代でした。
数種類のメニューのローテーションの繰り返し、たまに張り切って新しい料理に挑戦すると、出来はいまいち、こんなはずじゃなかった、挙句の果て台所ぐちゃぐちゃで疲れ果てる始末でした。
義務感で作っていると創造性どころの話ではありません。
いやいや作っていると、料理もおいしそうに見えません。
ある時気功の達人の先生が弟子の作った料理に、最後の仕上げにひと手間加えると、とても美味しそうな料理に変身するのを見て感動したことがあります。
料理は体力も使います。
今は簡単で美味しくできる料理が一番です。フライパンひとつでできるなんていうのは最高です。
火も道具もなかったところから、人類はすごい進化を遂げたと思います。
料理できるということは、あらゆる面で贅沢で幸せなことだと思います。