神在月 日和先生の日記

2025-09-23

夜が暗いという当たり前のこと

毎日毎日、生活に追われていると
「夜が暗い」という当たり前のことすら
忘れてしまうことってあります。

キャンプに来て思うのは、
普段の生活がどれだけ便利なのか? ということ。

夜でも、電気をつければ十分に明るくて
寒ければ暖房、暑ければ冷房が
リモコンひとつで適温に整えられて。

でも、だからこそ
当たり前のことに”感謝”することを
忘れてしまうのですね。

自然の中にかえってくると、
夜は暗く、朝になればお日様がのぼって、
それぞれがそれぞれに美しい。

不便さの中にも、感動があるのです。

昨日は思いきって
夜は”デジタルデトックス”に挑戦してみました。

驚いたのは──
眠りが深く、目覚めがさわやか!

普段はなかなかできないことだけど、
スマホではなく星空を眺める、
野生の声に耳をかたむける時間も、
なかなか良いものです。

そして気づいたのです。
「暗い夜があるからこそ
朝日の光はこんなにも尊いんだ」と。

夜が真っ暗だからこそ、
星はあんなに強く瞬くし、
虫や動物たちの声も、
宇宙のリズムの一部に聴こえてくる。

人工の光に囲まれていると忘れてしまう
“静けさの豊かさ”。
でもその豊かさこそ、
魂をやさしく整えてくれるもの
なのかもしれません。

便利さのありがたさを思い出しながら、
不便さの中でしか得られない感動にも触れる。
その両方を行き来することが、
人としても、魂としても、
バランスを保つ秘訣なのだと感じました。

──あなたにとって
「当たり前すぎて感謝を忘れていたもの」は、
なんですか?

その答えに気づいたとき、
心の中にも小さな光が灯るのかもしれませんね。

愛と感謝を込めて
神在月 日和(かみありづき ひより)

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