大極貴人先生の日記

2026-01-22

遅れても今日からまた歩き出す

大事なことに間に合わなかった――
その瞬間、胸の奥に小さな影が落ちることがあります。
人は時に、取り返しのつかないように思える出来事に心を曇らせてしまうものです。

けれども、たとえ遅れてしまったとしても、
「今から向かう」ことには必ず意味があります。
歩み出したその一歩が、過去の後悔をそっと癒し、
未来の自分へと道をつないでくれるのです。

人生に無駄なことなど一つもありません。
遅れたことも、迷ったことも、立ち止まったことも、
すべてが自分を形づくる大切な糧となります。

今日という日が、また新しい始まりとなりますように。

☆今日の花言葉
アネモネ ― 君を愛す

アネモネは情熱や愛情を象徴する花。
「君を愛す」という花言葉は、まっすぐな想いを表しています。

〜大極貴人の覚書(父親の気持ち)〜
親となり、六十五年の歳月を歩んだとき、
ようやく父の心に触れた気がした。

若き日の私は、父の沈黙の意味も、
背中に宿る重さも、
ただ遠いものとして眺めていた。

けれど、時は人を育て、
責任は心を深く耕し、
愛は静かに形を変えていく。

今になって思う。
父が語らなかった言葉の奥には、
どれほどの思案と、
どれほどの祈りがあったのだろう。

歳を重ねて初めて知る想いがある。
それは、遅れて届く贈り物のように、
胸の奥でそっと温かく灯る。

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