初めまして、レディ・ポルシャです。本日はどうぞよろしくお願いいたします。

クラシックの演奏家をされているとのこと、しばらく楽器から離れ、また演奏活動を始められたとのことですが、今後あなたの望むような演奏活動の仕事が入ってくるのか、演奏活動を順調に続けていけるのか、ということについて鑑定させていただきました。

まず、あなたの望むような形での演奏活動の仕事がしていけるか、ということについてですが、なかなか思ったような仕事は入ってこないようにお見受けいたしました。

あなたの本意にそぐわない演奏活動をすることが多くなり、やりたかったオケの仕事などはチャンスが巡って来にくいようなので、途中で心が折れてしまう様子がうかがえました。

演奏そのもの、音楽自体は楽しんでやっていけるようなのですが、「アマチュアとは一線を画したい」というあなたの想い、「私はアマチュアとは違う」その想いがあなたを苦しめてしまうことが一因としてあるようでした。

アマチュアではなく、お金をもらい、プロとして音楽をやっているのだ、という矜持は素晴らしいのですが、そこについて厳しく考えていくとあなたのメンタルに悪影響を及ぼしてしまう様子です。

アマチュアと自分とで何が違うのだろう？ということを考え始めてしまい、肝心の音楽の部分に意識が向きにくくなるからです。

音楽を最高峰のところで学んできたという実力やプライドもあるかとは思いますが、そこだけにすがるのではなく、もっと広く、おおらかに、「音楽を愛する」という気持ちを拠り所にしてやっていかれるとよいと思います。

オケをやるということを当面の目標としつつも、それだけにこだわらず、アンサンブルや小さなサロンコンサートなど、身近で出来うる範囲の音楽活動をしていくことが、長い目で見たときにオケでの演奏ということにつながるようです。

誰と演奏するか、どこで演奏するか、といったことにこだわりすぎず、自分の内側からあふれ出る音楽への想いを一番大切にしていってください。

お師匠様とのレッスンについてもそうですが、あなたの場合はどうしても「できること」よりも「できないこと」に焦点が行き過ぎて、「できない自分」を責めてしまいがちな傾向がお見受けいたしました。

できないことを冷静に分析し、出来るようにすること、そして結果を考えるより先に「音を感じる心」「音を楽しむ心」を意識していかれると良いでしょう。

今後３年ぐらいは現在のような状況でやっていくのが良いと思いますし、いろいろ活動しようとしても現状維持の状態が続くようです。

2017年に入ったあたりから少しずつあなたの望むような活動の形になってくるようですので、そこまで多くのところで様々な音楽の経験を積んでいかれると良いようです。

聴衆の心を振るわされるような素敵な音楽を奏でていってくださいね。

ご活躍をお祈りしております。

どうもありがとうございました。

レディ・ポルシャ