片思いの相談です。よろしくお願いします。
質問内容
・彼は私のことをどう思っていますか?
・彼との関係は今後どうなりますか?
パート先の年下男性社員に年甲斐もなくときめいてしまいました。
その人はお仕事をものすごく頑張っていて人当たりも良く、職場の和を大切にできる方です。
自分が同い年のときには考えられないほどしっかりと考えを持って仕事に取り組んでいますし、厳しい上司の叱責にも感情をしっかりコントロールし、仕事に影響を与えない姿勢に尊敬の念があります。
私に対しても笑顔で丁寧に接してくれて嬉しかったですし、「俺は人見知りです」といいながら個人的な趣味や考えを沢山教えてくれました。挨拶をするときや話をするときにじっと目を見つめられ「もしかしたら私のこと嫌いではないのかな?」と嬉しいような思い上がりのような気分にもなっています。
一緒に働き始めて1か月ほど、彼の転勤が決まり、今のお店より20分程の距離のところに移動になりました。彼は私が住んでいるところと10分ぐらいしか離れていないので会えない距離ではありませんが複雑です。
連絡先もまだ聞けていません。
近日中に彼が転勤の挨拶にお菓子をお店に対して持参するそうで、その時がもしかしたらラストチャンスになるのかなって思います。
鑑定をお願いします。
お手数をおかけしますがよろしくお願いします。
はじめましてご相談者様。
今回鑑定にご依頼くださいまして、ありがとうございます。
本日ご縁をいただきまして翆春が鑑定をさせていただきます。
心よりお答えしてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
彼は若いエネルギーのキラキラ感で、ご相談者様にまぶしいトキメキをもたらしています。
そのエネルギーとは社会人になって仕事も覚え、波に乗り出している、言わば人生のスタートラインから出発したという躍動感からでしょうか。
その中でも努力をしていかないと、周りに追いつかないし、目標とするものまで到達しませんから、頑張るわけです。
その頑張る姿や躍動感、若々しいエネルギーに、ご相談者様は恋と言うのとは若干違う気持ちの憧れめいたトキメキで、彼をご覧になられているのではありませんか?
カードを展開しても、まずは冷静になる事と、彼の立場になって物事を考えてご覧なさい、とのメッセージが来ます。
ご質問の
『彼は私の事をどう思っていますか?』
では、女性の先輩です。
個人的感情と言えば、いい人みたいだなぁ…程度と思われます。
次の
『彼との関係は今後どうなりますか?』
こちらはご相談者様の一方的な気持ちのみで、進展は望めないと思われます。
ストレートな物言いになってしまいましたが、どのように展開しても、道が重なる事は望めないようです。
ご相談者様のお気持ちの中に、まるで神頼みのように彼とどうにかならないかしら…と夢見ているような所がおありだと思います。
それでは実りは期待できないものです。
彼との出会いの意味は、恋をするようなトキメキ感で、ご自身が元気になったり、気持ちがキラキラするという忘れていた部分を思い出させてくれるものとなっているようです。
彼と今後どうにかしたいのならば、恋愛云々ではなく、ひとりの人間として関わる事となった場合に築かれる人間関係の信頼性だと思います。
恋愛に発展するよりも、人生の先輩として信頼される側になる方が素敵だと思います。
ご相談者様が彼の年代の頃には無かったものが、彼にはあるという一種の憧れがあるから余計に惹かれるのでしょうが、ではそうした月日を経て来ている今のご相談者様はそうしたものがございますか?
今のご相談者様でも足りない部分があるのでしたら、そうしたものを伸ばして成長していかなくては、彼には追いつけないでしょう。
今回の彼に対するトキメキは、恋愛よりもご相談者様ご自身を見つめ直すタイミングのようです。
自分自身と向き合って、改めてみたり、より良く伸ばして成長したりしていく時なのでしょう。
恋をしてはいけません、とは申しません。
恋や憧れは、その人の中に隠れている素敵な部分を見せてくれます。
ご相談者様には恋が出来るくらい輝く人に成長していただきたいのです。
毎日の生活の中で埋もれてしまう心ではなく、ご自身がキラキラしていけるものへチャレンジしてみる事がいいでしょう。
そうしたチャレンジした場でまた新たな出会いも生まれ、新しいお友達も出来るかもしれません。
今は彼に『新しい所でも頑張ってね』と応援する事が出来るような人になることと、新しい一面を開きゆくご相談者様ご自身へと進んで行かれる事が大切です。
現実を見て、そして新しい気持ちへと切り替えて、本当のキラキラときめくご相談者様のお気持ちになれるよう頑張っていっていただきたいと思います。
今回の鑑定は以上のようになりました。
ご相談者様が天なるご加護を賜りますように。
本日は鑑定をさせていただきまして、ありがとうございました。
翆春