こんにちは。蘭寂と申します。この度は公開鑑定ということで、よろしくお願いいたします。

易をたててみますと、天水訟（てんすいしょう）の初爻を得ました。天水訟の「訟」は、争いやもめごと、話が平行線になっていてなかなか進まないことを示しています。
また、もう一つ、貴女ご自身が、自分の中で「本当にこれでよかったのか」と、過去のご自身と戦っている様子がうかがえます。

＞出会ってから今まで、私は彼に向き合うことが出来ていたのか不安になりました。そもそもきちんと向き合うことが出来ていたのでしょうか？

大切な人と向き合うことはとても大切なことです。しかし、世の中には「話せばわかる」ことと「話してもわからないこと」があります。貴女のお気持は「話せばわかる」ということではないことを、貴女ご自身がよく分かっておられるようです。

さて、天水訟初爻の過去をみると「沢水困（たくすいこん）」となります。これは「困る」という文字が入っていますが、貴女自身、以前から旦那様との間について、悩みをお持ちだったことを示しています。

ご主人にきちんと向き合うことができていたのでしょうか、というご質問に対しては、貴女自身はちゃんと努力してきた、ということは充分うかがえます。
貴女ご自身は彼に向き合っていたのですが、旦那様が返してくれるものが、貴女の期待や、思っていたことと微妙に違っており、それが積もって今の状況になったのではと推察いたします。旦那様は、お誕生日からみると、わりと掴みにくいところがあるようです。その辺りにも原因がありそうです。

そして、もう一つですが、自分に自信がない、と書かれていますね。
これは、いつか克服したいことですが、自分に自信がない、ということは、自分自身にも向き合っていないということです。極論を言えば、自分自身に向き合っていない人が、他者と向き合っても、充分に向き合ったという実感が得られないのです。
今までも人と向き合うという努力をしてきたのですが、これからは、自分自身に向き合う、ということをやってみて下さい。自分に自信をつけることは、一日や二日でできるものではありませんが、変える事ができます。