こんにちは。
本日はレディ・ポルシャが担当させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

お嬢様についてのご相談ですね。中学1年生の頃より自傷行為をしているとのことで、お母様としては大変にご心配なこととお察しいたします。

お嬢様のお気持ち、お嬢様に対してどうしてあげるのが良いのかについて、鑑定させて頂きまました。

まずはお嬢様がどのように思っているのか、どう感じて自傷行為をしてしまっているのかについてです。

お嬢様自身は大きな葛藤の中にいるようにお見受けいたしました。具体的に何かに対して、というよりも、日常の中であらゆることに対して感じる小さな怒りや不満、状況や環境、そして心の中での不安や恐れ、そういったものが積もり積もって爆発するような形で、自傷行為として表出しているように見受けられました。そうすることによって、自分の内側で荒ぶる感情となんとか折り合いをつけている、という状況のようです。

そしてお嬢様は、そのような行為をすることによって、自分を取り巻くあらゆる物事から解放されるような、ネガティブな感情から少しスッキリするような感覚を無意識のうちに持っているようでした。

病院にいくということを強く拒絶されたのは学校からの紹介が必要だから、というだけではなく、病院にいっても自分のこの想いからは解放されないというお気持ちがあったからのようです。

お嬢様は苦しみながらも自分の意思をもち、自分の在り方を模索しているようです。それを妨げないようにすることが大事なようでした。親との立場からしたら心配でならないことも多いかと思いますが、自分とは別個の人間として、お嬢様の意思や方向性を汲み取ることを意識してみるとよいかもしれません。

お母様ご自身もご主人のことだったり、ご実家との関係もありストレスを抱えたり、大変なことも多いかとは思いますが、そういった中で、お母様ご自身が右往左往せず、ブレることなく、一貫した対応をもってお嬢様に向き合っていくこということが大事になってくるようにお見受けいたしました。

娘はこう思っているんじゃないか、こんなことをしているんじゃないか…不安は沢山お有りかとは思いますが、それはあくまであなたご自身の想像にすぎません。本当にお嬢様が感じていること、考えていることはなかなかわからないことと思いますし、わからなくて良いようです。

あなたのことはわかっている…といったように変に取り繕ったりせず、分からないということを大前提として、その上で、お母様がお嬢様の傍らに立ち、同じ方向を見つめてあげる、ということが大切なようです。

もちろん、お嬢様の気持ちを尊重するだけではなく、状況に応じて必要だと判断されれば、強硬に反対されようと何であろうと病院へ行くという選択肢もありますので、そこはお嬢様に遠慮せず、判断し、実行していってください。お母様ひとりでお嬢様について専門家のご判断を仰ぐということも考えてみてもよいかもしれません。

お嬢様がもがき、苦しんでいるこの過程こそが彼女にとっての大きな糧となり、少しずつでも前へ進んでいくことができますように、心から祈っております。

どうもありがとうございました。