こんにちは。本日はレディ・ポルシャが担当させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

夫婦仲が冷め切っているとのこと。以前よりは割り切れるものの、それでもご主人との関係でストレスは日々溜まっていることとお察しいたします。

現在のご主人やお子さんの心情、そして家族関係が悪化しないためにどうするのが良いのか、鑑定させていただきました。

まず現在のご主人、お子さんのお気持ちについてみてみますと、ご主人は意外にも安定していて落ち着いた心持ちのようです。あなたに対して色々ダメ出しをしたり文句を言うことも多いとのことですが、そういうことも含めてご主人にとっては「通常運行」。いつも通りということで‘こんなものか’という感じで、あなたが抱えているほどのモヤモヤやストレスはそこまでご主人の中には無く、落ち着いた心情とお見受けしました。

一方でお子さんの心情について見てみますとご主人とは対照的に落ち着かない、心穏やかになれないお気持ちのようにお見受けしました。お子さん自身の気持ちが（親御さんの仲とは関係なく）揺れ動くこともあるでしょうし、ご両親の諍いに憂鬱になることもあるようです。

さて、あなたのお気持ちとしては「割り切れるようになり、以前よりはストレスも溜めなくなりました」とのことですが、表面的にそう思うようにしているだけで、根底にはご主人に対する不信感や苛立ちがあるため、どうしても些細なことであったとしてもご主人の言動や行動にイライラを募らせがちなようにお見受けしました。

家族とはこうあるべき、という想いや、母親としてこういうことをしなくては、父親の在り方は…といった具合にご自分のなかにある家族の理想像やあるべき親像を真面目に守ろうとすることで一生懸命になりすぎて、ご主人と衝突してしまったり苛立ちを覚えることが多いようです。

一方ご主人はご主人でご自分の世界観や価値観がハッキリとしており、なかなか簡単に他者に迎合できない気質なので身近な人とは衝突が生じてしまうことが多いかもしれません。

夫婦、家族といえどもお互いに別の人間ですので、相手が自分と同じであると思わないことが良好な家族関係のためには一番大事となってくるでしょう。相手の意見を自分の方に折れさせる、あるいは自分の意見を無理やり押し込めて相手に合わせる…ということでは一時的にはうまくいっても長期的にはやはり歪みや軋みが生じてしまい苦しくなってしまいます。相手は相手、自分は自分ということを前提にしながら、それでも家族が同じ方向を向いて共通の目標や将来にむけて頑張っていくという姿勢が、今後のご家族の関係において大切になってくるようにお見受けしました。

こうするべき、こうあるべき、という考え方から、あなたご自身がもっと自由になってみても良いのではないでしょうか。あなたご自身がその‘あるべき論’から解放されていくと、ご主人のあれこれもあまり気にならなくなってくるようですので、よければ意識してみてくださいね。

あなたとご家族が今後穏やかに、良い関係を築いていけますよう、心から祈っております。

どうもありがとうございました。