2012-01-03
おすすめの神社
『伊勢神宮』三重県伊勢市
外宮/豊受大御神 内宮/天照大御神
本来の正式名称は、「神宮」。数ある神宮のなかでも神宮のなかの神宮といわれるお社。
一二五の神社からなり、神道神社の中心となる神社の総称。
一日じっくりと腰をすえて、生涯に一度、されるなら年に一度は参拝したい。とくにおすすめしたい神社です。
外宮から参拝し、その後に内宮に参るのがよいとされています。八度拝、八開手。八回拝礼し、八回、柏手を打ちます。九回目の柏手は音をたてずに手をあわせます。正殿は天照大御神の和魂。荒祭宮には荒魂が祭られていますので、荒祭宮にもかならず参拝いたしましょう。
さまざまな祈願は外宮でし、内宮では、世界平和や神のご開運。皇室のご開運を祈られるとよいでしょう。
境内は広く、原生林が生き生きと息づき、ただ、歩いているだけで心身が洗い清められていくような気分になります。正殿は白い布がかけられていて、本殿がみえないのですが、誠の祈りがつうじたのか、風が吹いてきてその布がまくれあがったと、ある神道家がいわれていましたが、私が参拝したときも、両宮とも布がまくりあがり、とても感激しました。伊勢神宮の祭神の代表は、豊受大御神と天照大御神。
豊受大御神は、天照大御神の食事を担当する神だとされていますが、宇宙の根源神といわれる国常立尊であるという説もあります。伊勢神宮は日本の平和や地球の平和といったスケールの大きな祈願に向いています。私たちの祈願に対しては、長い時間をかけて大き
く人生を変革してくださる神です。あらゆるご神徳がありますが、商売や金銭、短期間で変化する物事に関しては不向きです。清廉な神ですので、欲にまみれた祈願をしてもまず叶うことはありません。個人的には一番大好きな神であり、社です。
ちなみに、荒魂とはこの世に物事をはっきと顕す力と忍耐力。和魂とは調和、幸魂は、智恵、奇魂とは奇跡力、(超能力)で、神も人も一霊四魂でなっています。一霊とは、直霊という自分自身に内在する神なる存在をいいます。