青龍子先生の日記

2017-02-27

冷え性

よく耳にするテーマですけれども、

実はかなり深刻なテーマです。


特に、東洋医学では、

この「冷え」のサインを
見過ごしてしまうと、、、

万病の元を軽視しているのと同じです。


数年後、十年後、、、

いえいえ…

今までの見過ごしを考えると、、、

明日にも…
実は、大病がみつかるかもしれません。

一日も早く、その“サイン”を意識して
対処すべきです。

いいですか!


それゆえ、、、

今回、「冷え症」について、
お伝えします。



冷えは万病の元、

この冷えは、
女性に多いです。

読者の方でも

この冷えで悩んでいる方は多い
のではないでしょうか。

その理由は、

女性は男性に比べて

筋肉量が少なくて、
熱をつくる能力が低い体質だからです。



ですが、、、

最近は、男性の「冷え」も
増えています。

“草食系”の影響でしょうか…


東洋の中医学の観点より考えれば、
冷えにも種類があります。

・胃腸だけ冷える
・下半身だけ冷える
・身体全体が冷える

など分類できます。


しかも…
冷えと関係の深い”臓器”分類もできます。


そして、

カラダはの基礎は、

「氣、血、水」から
構成されていると考えられていますので、

それぞれの機能からも原因を
知ることができます。


例えば、

「氣」は舵をとる役割、
船は「血」、川は「水」とすると

川がなければ、船は動かせない、
川に水が流れて、船が動き
荷物を運ぶ準備はできますが、、、

舵をとる役割がないと正確な目的地へは
たどり着けません。


「冷え」は、
この3つのバランスが崩れると
発生します。

チームワークがバランスよく動くことで
改善されます。



「冷え」をタイプ別に分類すると
次のようになります。

---------------------------------
@氣の不足×血の不足
---------------------------------
・疲れやすい
・めまいや動機がする
・顔色が白っぽい
・くちびるの色や爪の色が薄い
・生理時の経血が少ない

<症状>:
もともと虚弱体質であると推察できる。
氣のエネルギーや
血液不足の場合があります。


胃腸の機能が弱いと、

氣や血の元になる成分をつくりだすことが
できません。

生命力をうながす氣のパワーが弱ければ、
血の精製量も当然減少します。

氣や血を増やし、

体内に栄養を届ける食材を
摂取することで、
冷えを改善できます。

おすすめは、

<食材>:
ナツメ、大豆、牛肉、鶏肉、さんま、アジ、
たまご、キャベツ、黒胡麻、クコの実、ぶどう

などです。



---------------------------------
A氣のつまり×血のつまり
---------------------------------
・イライラしやすい
・便秘になりやすい
・生理前にバストがはる
・生理痛がひどい
・生理不順

<症状>:
精神的なストレスによって氣が滞ると、
血液の流れも妨げられてカラダが
冷えてきます。

氣のつまりがひどければ、脇や胸の
痛みが強くでます。

ゲップやため息も無意識ですが
多くなります。

血のつまりがひどければ、

生理の経血の中に、
レバーのような血の固まりが
交じるようになります。

また、シミやあざなどの血流障害が
出やすくなります。

氣や血のつまりを解消する食材を
摂ることで冷えを改善できます。

<食材>:
しそ、ニンニク、唐辛子、山椒、セロリ、
菜の花、ニラ、らっきょ、みかんの皮、
ピーマン、ジャスミン茶



---------------------------------
B腎の機能低下
---------------------------------
・足腰がだるい
・下半身が特に冷える
・尿量が多い、もしくは少ない
・顔色が悪い

<症状>:

「腎」は、

“陰陽の元”とも
言われています。

腎の機能が弱まると、
全身を温めることができなくなります。

腎が弱くなると、

病気がなかなか治らなかったり、

年を重ねるにつれ、
腎臓機能も低下してきます。

腎は、

生殖機能を促進する働きが滞ったり、
赤ちゃんが住みやすい環境を
つくれなくなります。

しかも、逆に、

生殖器の衰えの影響で、
血行が悪くなって、
冷えをまねくこともあります。

改善への食材を
しっかりと、採る必要があります。

<食材>:
羊肉、エビ、うなぎ、穴子、イワシ、栗、
くるみ、ニラ、よもぎ、うど





いいですか。

3つ目の「腎の機能低下」は、
冷えに関連のある臓器です。


冷えは、

心臓、消化器系、腎が

特に関連が深いです。


体調管理の気づきとして
参考にしてください。


「腎」は、

体内の水分代謝を管理する
機能を持つ臓器です。


しかも、、、

その他の臓腑の機能も促進させ、
温める役割を持っています。


先ほどの種類別を紹介しましたが…

@ とA、@とBなど
混合している場合もあります。


まずは、みなさんが、、、

どのタイプに近いのかを知ることで、
対処法が見えてきます。


冷えを解消して!
内なるエネルギー力を高めていきましょう!



青龍子

トップへ戻る

※本サイトに掲載している写真・画像、全ての内容の無断転載・引用を禁止します。
メール占い専門館 (c)NABOO Inc. Rights Reserved.