東田 笙甫先生の日記

2017-05-06

6月(水無月)

日本では水無月(みなづき)英語ではJuneローマの神話ユピテル(ジュピター)
の妻ユノ(ジュノー)ユノが結婚生活の守護神である事から6月に結婚式を挙げる
花嫁を「ジューン・ブライド」6月の花嫁と呼びました。

水無月(みなづき)は旧暦の6月で由来は、田んぼに水を引く月で有る事から「水無月」になりました。「水無月」水が無月と思いますがそれは「水無月」の「無」の字、実はその「無」の意味は
連体助詞と言って名詞と名詞をつなぐ助詞で「無」は「の」と言う意味です。「水無月」は「水の月」の意味になります。

色々な説があり田植えをする時は田んぼに水を張るので「水張り月」から「みなづきに」
なったとされる説、当時大仕事の田植えをみんなで協力して終えた事から「皆尽月」(みなづき)になった説

この水無月が「水が無い月」となった説は旧暦の6月は現代の新暦で照らし合わすと
現在の7月上旬〜8月上旬頃になり真夏の暑い時期で逆に水が無い時期になります。

どれが本当かは定かではありませんが昔の人は自然と寄り添い自然を感じながら人々の日々の暮らしの中から得られたものと考えられます。

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