７月は七夕
七夕は「たなばた」「しちせき」とも読まれ古くから行われている日本のお祭り行事です。
1年の重要な五節句の一つにもなっています。
棚機（たなばた）と言う神事が「たなばた」の起源で、その昔、日本の禊（みそぎ）の
行事として乙女が着物を織って棚に供え神様を迎えて秋の豊作を祈り人々のけがれを祓うと言う神事が有りました。
その乙女を「棚機女（たなばたつめ）」着物を織る織り機を棚機（たなばた）と言っていました時と共にこの行事がお盆を迎える準備として、7月7日の夜に行われるようになりました。ここから現在「七夕」を「たなばた」と当て字で読む由来が来ています。七夕より以前から笹竹は神聖なものとして大切に扱われてきました。笹は根強く、繁殖力も強く、風雪寒暖にも強く、その生命力と神秘性を兼ね備えた笹は昔から、神事などにも使われ、笹の擦れ合う音は神様を招くとされ、扱われています。七夕の願いも神聖な笹に吊るすようになりました。

五色の短冊の意味は「青・赤・黄・白・黒」の五色です。青は木、赤は火、黄は土、白は金、黒は水を表し、この世のすべてのものの根源であるという意味です。この五色は日本の歴史、易学にも関っていて、由来や起源を知ると、色々と納得できる事ばかりです。