東田 笙甫先生の日記

2018-02-03

2月3日

風水・九星気学・暦も2月3日(節分)から始まります。今、使っているカレンダーは1月1日を元旦、新しい年としてここから始まりますが暦の新年は節分です。
豆まきをして、その年の厄祓いをしてから2月4日の立春から新年が始まります。

書店で売られている暦「今年の運勢」は1月1日〜12月31日まで風水・九星気学・暦では適用されません人の分類も九星では2月4日が区切りとなり2月4日前に生まれている人は前年度になります。

2月3日は「節を分ける日」また方位学でも関係があり例えば平安時代に書かれた「枕草子」や「源氏物語」などの書物には「方違え」(かたたがえ)と言う言葉が出て来ます。
これは、どこかへ外出しようとする時、目的地がその人にとってタブーの方位の場合は前夜わざわざ別の方位に行って泊まり翌日、あらためて目的地の方位に出発する事を言いました。

形式的では有りますが方位を変える事が出来るからです。一度別の方位に移動した後そこを起点にして自分の行きたい場所に移動すれば問題はありません。

「恵方参り」も方位からで「恵方」と言うのは、その年の干支に基づいて決まる、おめでたい方位の事です。
元旦に恵方の方位に建っている神社に、お参りし、その年の幸せを祈る事を「恵方参り」と言います。
この恵方参りは当初、宮中だけで行われていました。
今の初詣のルーツと言えます。

節分の恵方巻きも「恵方参り」と同じ方角に向いて食べるとされていますが、やはり豆まきをして厄祓いをして立春をお迎え下さい。

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