虹子先生の日記

2018-12-05

「今年も残すところあとわずか」という言葉

こんにちは、虹子です。

12月に入りいたるところで
「今年も残すところあとわずかですね」
「思い残したことはありませんか?」
という言葉を耳にすることでしょう。

特に今年は「平成最後の〇〇」なんていうフレーズもよく聞きますね。


それが楽しくてワクワクして
「よーし!いろんなことやっちゃおう!」と思える方にとっては
素敵な事でしょう。


だけどこの言葉を聞いて
急に不安になったり、疎外感や焦りを感じたり・・・

でもどうすればいいか分からなくて
気持ちがざわついてしまう人も多いようです。


わたしもかつてそんな一人でした。
自分に価値が無いように感じていたので

「あぁ。私って結局今年も大したことしてこなかったじゃない・・・」
「ほかのみんなはもっと充実してたのだろうか?」
「あぁ!もう時間が無い!!!」

今思うと、何をそんなに怖がっていたのでしょうね(苦笑)


確かに「易学」という視点から見れば
運氣の変わり目というのは重要なポイントかもしれません。

だけど所詮、それが何だというのでしょう?

単に年号が変わるだけではないですか。
何をしていてもしていなくても

家族と居ても、仕事をしても、笑っていても泣いていても

新しい年は来るのです。放っておいても。


「節目」をうまく利用して、気持ちを新たにできる方はそれでいいでしょう。

でも、そうではなくて
無性に寂しくなったり不安になったりするくらいなら
そんな「節目」のことを、自分がどうとらえているのか見直してみたり
それも難しければいっそ忘れてしまいましょう。


平成じゃなくなるからなんだというのですか?
あなたの魂の目的や、幸福を決める基準と、何か関係があるのですか?

それは今年中でないと価値がなくなるのですか?

よく占いが好きな方は「今年は運氣がいい年だったから・・・」と
気にしてしまうようですね。

でも大切なのは「運氣のいいうちにすべてやってしまうこと」ではありません。

「前に進んでいる」という感覚を持ちつづけることの方がよほど重要なのです。


運氣の良い年が終わる事は、あなたの幸福が終わる事ではありません。
不安になったときは
周りに流されすぎていないか、自分の価値観を無視していないか
立ち戻ってみることが大切ですよ。


それではまた・・・。

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