KI先生の日記

2021-07-22

ツインレイ

「ツインソウル」とか「ツインレイ」という言葉を、時々ネットで見かけます。
 鑑定の申し込みでも、「この方とは、ツインソウルですか?」と書かれている時があります。
 ロマンチックですよね。
 一つだった魂が二つに分かれてしまい、だから、魅かれ合う。
 この「ツインソウル」は男女に分かれていることが多く、それ故に会った瞬間に魅かれ合うらしいのです。
 で、タロットさんにそう言った時に尋ねて見るのですが、
「んなわけ、ないでしょう」と、タロットさんはたいていそう答えます。
 特に不倫の方の問いかけには、ため息を吐くように言われます。
「確かに、人は縁で繋がっているけど、絶対的なものはないの。移ろい、変わっていくものなの。間違っているとか正しいとかは、ないものなのよ」
 とのことです。
「そもそも、一つだったものが二つに分かれたってことは、一緒にいることが嫌だったってことなのよ。一つでいることが良いなら、そのままでしょ? 再び一つに戻りたいって思うことは、まず、ないわよ」
 続けて、そうも言っていました。
 勿論、このままストレートにお伝えはしませんが。
 不倫関係のご相談では、この手の言葉はよく出ます。
 「ツインレイ」と言う言葉を使って、ご自身の中の罪悪感を少しでも減らしたいのかもしれません。 
 人との縁は、必ずあるものなのですが。
 絶対なものは、ないのです。
 「正しい」とか「間違っている」のは、スピリチュアルの分野で決めることではなく、「法律」で決めるものなのです。
 占いを始め、この手のものは人生の中での「楽しみ」を提供してくれるものですが、それを「正しいこと」と捉えたりしてはいけないのです。

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