わかめ先生の日記

2021-12-21

タロットコレクションについて語ります

暮れもいよいよ押し迫り、慌ただしくなって参りましたね。タロット占い師のわかめです。

今回は、実際の鑑定で使う機会はないけれど、コレクションしているタロットカードを紹介したいと思います。


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@ヴィスコンティ・スフォルツァ・タロット
Aケーリー・イェール・ヴィスコンティ・タロット

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どちらも15世紀頃に作られた、現存する最古のタロットカードの復刻版です。

当時タロットは占いの道具としてではなく、ルネサンスの貴族たちが遊ぶカードゲーム的な存在でした。

よく「タロット=神秘的で魔術的なミラクルパワー☆を持ったカード」と思われがちですが、元来のタロットカードはそのようなオカルトみに溢れるものではなかったそう。

なにせ遊戯のカードでしたから、「愚者」や「魔術師」などあまり馴染みのない絵柄も、当時の貴族たちにとっては親しみやすく、それがどんな意味を持つか一目瞭然だったのです。

その後、世の中であんなことやこんなことが起こり、タロットカードが占いとして利用されるようになったのは、18世紀後半のこと。

ということは、UNOや花札・人狼カードなんかも、何世紀後には神秘的で魔術的でオカルトみに溢れる存在になっていてもおかしくないかもしれませんね。

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