虹子先生の日記

2022-02-11

「鬼は外」にしてはいけない(?)

こんにちは、虹子です。
少し古い話題ですが、今日は節分のお話しです。

毎年節分の日には、近くのお寺さんにご祈祷をしていただくのですが
今年は参加できなかったので、この三連休に去年までの御守りを奉納しに行く予定です。

みなさんはどんなお休みを過ごすのでしょう?

さて、節分といえば「豆まき」ですが
そのときに

「鬼は外、福は内」って言いますよね。

実はこれ、ちょっと間違ったやり方だという説があると知っていましたか?

一部の地域では
「鬼も内」と言う場所があるほど。


私が毎年お世話になっているお寺さんでも、節分のご祈祷の日にはみんなで豆まきをしますが

その時に『福は内』としか言わないのです。


そもそも鬼って、
なぜ「外に出さないといけない」と思っていたのでしょう?


怖いから?
家の中に入られると家族が危ない目に遭うから?
大事なものを根こそぎ持っていかれるから?
病気などの災いを運んでくるから?


いろいろあるかもしれませんね。

「鬼になんか敵うわけない!」
そう思っているかもしれません。


ではなぜ、そんなに強い鬼を
「味方につける」という発想がないのでしょう?

多くの人は
「自分は鬼に一方的にやられてしまう」と思い込んでいるのではないでしょうか?


鬼の強さ、富を集める知恵、健康をコントロールしてくれる能力

それって、本当に魅力的ですよね。

なのに、鬼は自分のためにそれを使ってくれないと信じ込んでいて
、「悪さをするかもしれない」から(「かもしれない」です!)と

「鬼は外」なんて言っちゃうわけです。

鬼がもたらしてくれるものを
富に変えていけるかどうかは自分次第とも言えるでしょう。


とはいえ、単なる知識として
「鬼って実はいいものだから、『鬼は外』って言っちゃいけないらしいよ〜」と思いながら豆まきをしても意味がありません。


1番大事なのは

【なぜ自分は、鬼を外に出したかったのか?】ということを

自分で理解していることです。


自分で自分のことを弱い存在だと思っていませんでしたか?

頑張ってなにかを手に入れても
どうせダメになってしまうと思っていませんでしたか?

自分の何かが脅かされるから病気になると思っていませんでしたか?


もしあなたが
「鬼を心から自分の中に招き入れたい」と思ったとき

新しい自分に気づいているかもしれませんね。

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