2022-04-22
今回二回目のヘアドネーションをしました。
前回から、三年近く。
やはり、髪を伸ばすということは時間がかかります。
長い髪の間は、髪をまとめたり、乾かしたり、梳いたりするのが大変だったのですが、切った髪は産業ゴミとして捨てられているので、それを考えると、また伸ばしてチャレンジしたいなあと思ってはいます。
ただ、ヘアドネーションをするということで、お世話になった美容師さんに言わせると、
「髪があっても仕方がないんですよ。大事なのは、かつらを作ることなんです。髪からかつらを作るのは、とても手間と時間がかかります。無償でするほど、簡単なものではないんですよ」
とのこと。
「それに、ヘアドネーションを行っている団体が欲しいのは、髪の毛ではなくて、お金なんです。髪の毛がたくさんあっても、髪からかつらを作るお金がないと、活動できないんですよ。髪の毛は、これだけヘアドネーションが世間に浸透していたのですから、もう十分寄付されているんです。でも、かつらを作る資金の方がないんですよ」とも言われました。
もちろん、ヘアドネーションを始めとする「寄付」は、好意からです。
人の優しい気持ちから発生しています。
しかし、「寄付」される相手にしてみれば、もうこれ以上要らないものを寄付されても、さばきようがない。
もしかしたら、処分代の方にお金がかかるかもしれません。
ウクライナへの千羽鶴問題も、似たようなことです。
あの方々に必要なものは、祈りを「形」にしたものではなくて、もっと具体的なもののはず。
もっと言えば、戦闘を終わらせてくれる「軍事力」でしょう。
難しい問題なので、ウクライナに関してはこれ以上は言えませんが、根底にあるのは、同じことだとは思いした。
今回の美容師さんの言葉に、お金の寄付もしようと私は思いました。