2026-07-05
心の流れを読む仕事を続けていると、
人は言葉のすべてを“声”に乗せているわけではないのだと、ふと感じる瞬間があります。
ご相談の文章を開いたとき、
最初の一行には書かれていない“揺れ”がそっと滲んでいることがあります。
言葉の選び方、句読点の置き方、少しだけ間を空けた改行・・・
そのどれもが、胸の奥でまだ形にならない気持ちの輪郭を静かに教えてくれることがあります。
私はその“言葉にならない部分”を詠む時、いつも少しだけ呼吸を調えます。
書かれている内容よりも、書かれていない想いの方がその人の流れを大きく動かしていることがあるからです。
誰にも言えずに抱えてきた気持ち、
言葉にすると壊れてしまいそうな不安、
胸の奥でそっと震えている願い・・・
それらは文章の外側に、静かに寄り添うように存在しています。
もし今、
あなたの中にも言葉にならない想いがそっと息をしているのなら・・・
無理に形にしなくても大丈夫です。
その気持ちも、あなたの流れをつくる大切な一部だから。
言葉にならないままの想いをそっと置ける場所があるだけで、人は少しだけ前へ進めることがあります。
お送りいただくメッセージの1行、「、」と「。」
ひとつひとつに込められたその微かな温度を、私は1文字も零さずにすくい上げ、静かに言葉の形に紡ぎ直してゆきます。
これからも、あなたの心の奥にある静かな揺れが
少しでも軽くなりますように・・・