こんにちは。
今回担当させていただく虹子と申します。

お友達として付き合っている彼と、結婚を前提としたお付き合いに発展させるか、悩んでいらっしゃるのですね。

あなた様も感じていらっしゃるように
おふたりの関係性には大きな｢心の不平等｣が見て取れます。

そりぁ彼にしてみれば、あなたの存在は心地よすぎて当たり前です。
毎日話を聞いてくれて、元気づけてくれて
ダメな自分もまるごと受け入れてくれる。
一生一緒に居たいと思うのも当然でしょう。

彼も｢あなたの事を支えられるように頑張る｣とは言っているのですね。
だいたい、｢支えてもらうだけでなく｣と言っている時点で あなたに支えてもらい続ける気が満々ですね。
｢あなたの事を支えられるよう｣というのも、残念ながら努力目標で終わるでしょう。

今のおふたりの状況の、その延長線で結婚しても何も変わらないでしょう。
そもそも人は｢大きな変化｣をできるだけ避けようとします。
彼にとってあなたは『頑張らなくても幸せが手に入る人』になってしまったのです。

今はとりあえず、お断りした方が良さそうです。
何より、あなた様もご自分が思っている以上に疲れていらっしゃるエネルギーを感じます。

毎日あなたの時間と労力を削り取られているのですから、疲れとともに『自分がないがしろにされている怒り』のようなものも浮上しているようです。
(お気づきでしたか？)

彼との関係をこのまま続けて、いつかは結婚も悪くないと思うのでしたら
『私は正直疲れている』と、きちんと伝えましょう。

あなたは、プロのカウンセラーでも出来ないことを
無償でやっていらっしゃるのです。
ご自分の幸せのためにも、相手と適切な線引きをするコミュニケーションのあり方を模索していく時期なのかもしれません。


逆にあなたが、例えばすごく体調を崩した時などは
彼はどんな対応をしますか？
｢会社ですごく傷つくことがあった｣と話したとしたら、彼はどんな対応をするでしょうか？

最初だけ親身になって聞いてくれて、すぐに自分の話に持っていこうとするとか
｢僕にはどうしようも無い｣という態度をとるとか、
はたまたその場から逃げるようなら
今後もそれが続くでしょうから
それでも一緒に彼といければ『彼を育てる』という
役割を担いながら添い遂げる気があるか、自分に問いかけましょう。

彼自身にもセラピーが必要なレベルですが
もしかしたらあなた自身もそうかもしれません。

『そもそも彼に正直に疲れたとは言いづらい』とか
『彼から離れることに罪悪感がある』など感じる時は、 あなた様自身にも何かしらの引っ掛かりがあるのかもしれません。

自分を犠牲にしてまで他人に尽くすことで、相手からの愛を得ようとしていなかったか。
大変な人を支えることで、誰かに自分の価値を認めて欲しいと思っていなかったか。
など、
いろんなケースがあると思います。

裏を返せば｢自分は愛されない｣とか｢自分には価値がない｣といった感覚が、無意識に深く結びついていることも考えられます。

まずは、彼への返事を保留にして
ご自分の気持ちを正直に見つめていくことをオススメします。

その上で、あなた様にとってどんなサポートが必要なのか分かったら またご相談ください。

思い通りの幸せを描いていきましょう。