長年一緒にいる事が多い母との関係について、今後どのように付き合っていくことがお互いの為になるのか知りたいです。
長い付き合いの中であまりに距離が近くて、関係性の歪み捩れががかなり出てきているように感じています。
母との事はいつも考えてもなかなか俯瞰した見方にならないです。一緒にいすぎたと言える位、他所から見るとちょっと稀に見る関係なのかも知れません。
しかし最近では、母と自分との話の中では合意している事でも、私には後になると言ってた事とは実は別のところに母の本音が感じられる場面が多くなりました。
母の小さな隠すようで分かりやすい嘘も多くなりました。
私はそれに触れる度、こんなに素性を隠される位なら、全く無関係の他人になった方が良いと思う事があるようになりました。
それにはもう一つ理由があり、
母の夫(実父ではないです)は、母と近くになる私の事を良く思ってはいないようで、そんなにも快く思われないなら母と長く関係しようとも思えなくなりました。
あまり私が無理をして、母の夫に親しげにするのも何だかとても疲れてしまい自然な事ではないです…
血縁の家族というのは母のみという自分ですが、大げさかもしれませんが、たとえ独りになったとしてもその関係性のある意味の終止符も打つべき時期に来ているとも思ってはいます。
この考えに至っている事は初めてでは無く、10年前に自分の方から母の元を出た経験もあり、”今度こそ”という自分の内心からのものかも知れません。
心に勢いはあってもあり余るほど身体能力はもはや無いのは明らかで、母とではない人生の舵取りを一体どのようにと途方に暮れています。
どうぞよろしくお願いします。
はじめまして、幸高 一二三と申します。
心を込めて鑑定させていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします
ご相談内容を拝見いたしました。
お母様との長年のご関係について、語りつくせないくらいの想いがたくさんあると、ひしひしと伝わってまいります。おそらく、周りからは仲の良い親子、強い絆で結ばれていると言われていたかもしれません。確かに絆はちゃんとございますが、親と子、特に幼少期から成人までくらいの感覚の絆というものとは違うものに変化していったのだと感じます。
ご自身からするとその変化が顕著になっていって、お母様の女である部分と母親の部分、血の繋がりとは違う一人の女性としてのお母様への想いの部分がはっきりとわかるようになっていかれた時間がありました。しかし、お母様は良き時間を過ごした時や都合のいい時に執着しているようになっていて、あなたご自身のお気持ちの変化を尊重するような行動ができなかったように感じます。
今の状況を、冷静に客観的に、感情的な部分も抜いてみてみると、ご自身にとって今の場所がふさわしくない・自分らしくいられる場所でないことは明白になっています。そのことを以前に感じて、お母様から離れる決断をしたことは間違いではありませんでした。ただ、継続するにはもう少し勇気とご自身の中にあるお母様への申し訳なさが打ち勝ってしまったように感じます。それは仕方のないことです。血のつながりを否定するようで、お心が辛くなってしまう。ずっとその感情をひた隠しておられた時間は、本当に大変だったと感じます。どうぞ、ご自身を責めることはなさらないでくださいね。その時の最善だったのですから。大丈夫ですよ。
今後のことについてですが、やはり、自分らしくいられる場所に移動して落ち着くことが大切なようです。お母様から離れることになると感じます。ご自身の体力的なことにご心配があるとは思いますが、そこは専門家の方とご相談されたり、公共の
制度を利用したりとサポートしていただける出会いがあって、方法に光を見いだせるものになっていくようです。ご自身の可能性を制限することなく、自分らしく生きることを最優先していただけたらと感じます。
お母様に対しては、お母様の居場所をさらに良いものにしていくことに集中してねとお伝えしていくといいようです。材料はそろっているし、環境もある。お母様のお力でそれは整ってきたのだから、私がいなくても実現できるよという感じです。もちろん、感謝のお気持ちを込めていただいて大丈夫です。しかし、それ以上のもとを求められてもお応えせず、ご自身からもする必要はないと感じます。もう十分にお応えしました。
お母様と程よい距離感をもって、自分らしく生きる道を楽しんでいただけたらと思います。
鑑定は以上となります。
良き方向にむかわれますよう、いつも心より応援しております。
ありがとうございました。