６月に入りました。

６月　水無月（みなづき）は、梅雨にはいり、雨が多いはずなのになぜ？

「無」は「の」という解釈で、水の月。そう雨の月です。

私自身、犬を飼っていたころには、お散歩事情から天気予報の雨を嫌っていましたが、
空に上がってしまった今では、雨というベールを身に纏うことは、集中できる空間が生まれ
鑑定士としては、最高に研ぎ澄まされる最高の時間となります。

特に、雨が連れてくる匂いや音は、雑念を払ってくれて、最高の鑑定日和となるのです。

みなさんにとっても、天から落ちる恵みの雨は、災いを流し、心を静める安定剤にもなり
外に出るきっかけがなくなり個を見つめるチャンスかもしれません。

とはいっても、忙しい日常生活ともなれば、買物も不自由だし、せっかく整えた髪型も崩れしまうし
通勤通学の交通機関の居心地にも、イライラしてしまうのも現実です。

そこで、気分転換のワンポイント。「香り」を味方につけてください。

出かけるとき、傘の内側に、香りを一吹き。

コロンでも、レモン汁をつけたティッシュで内側をなぞるだけでも、傘を開いた途端に違う風を感じます。

香りからの気分転換には、即効性があります。

恋をしていたころの私は、彼と同じ空間を感じたくて、彼の愛用のコロンをシュパッと一吹き。

懐かしい雨の日の思い出です。

傘という狭い空間は、堂々と引きこもれる場所です。

良いアイデアや新境地を見つけられるかもしれません。

そして・・・泣くことだって出来るのです。傘は、便利な武器です。

雨を嫌いにならないでください。