辻村美月さんの小説『ツナグ』
映画化もされています。

一生に一度だけ、亡くなった方との再会が叶うとしたら、あなたは誰に逢いたいですか？
私はこの小説を読んだとき、逢いたい人はいないあと思いました。
逢いたい人がいない人は幸せな状況にあるのかもしれません。

実はこの小説を読んだのは10年以上前です。
今は昔の自分を振り返ってみて、会ってお詫びをしなければいけない人だらけのような気がします。
若気の至りで感情的になってずいぶん暴言を吐いたなあとか、、、
最後に喧嘩別れのようになった人もいるなあとか、、、
電話での会話よく耳を傾けておけばよかったなあとか、、、(その電話が今生の最後の会話でした)

私は失敗だらけで、自分の言いたい事を主張するばかりで、相手の話を聴くことができていませんでした。

人との会話はあとで後悔しないように、その時に誠意を尽くすことが大事だと改めて思います。
身近にいる大切な人ほど。
一期一会の精神。

会話には技術が必要です。
もっと勉強していきたいと思います。