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日記
『あなたは何にお金を払っているのか。』 日付:2011-11-14
こんにちは、レディ・ポルシャです。

先日までのハロウィンの飾り付けが撤収されるや否や、
今度は街中をクリスマスの飾り付けが彩っています。

確かに、クリスマスまではもう一月半ほどしかありません。
本当に早いものです。

年末が近くなってくると鑑定のご相談は増えます。
やはり今年のことは、今年中に片づけておきたいからでしょう。

鑑定件数が増えてくると感じることがあります。

それは、

「この人は一体何のためにお金を払っているのだろうか」

ということです。

彼の気持ちがわからない、
配偶者が浮気をしていないか、
今度の異動部署で仕事はどうなるか、

…などなど、悩みの種類も質問のあり方も様々ですが、
なんとなく、

この人は気休めで占い師に相談をしてきているのだな、

と感じることがあります。

せっかくお金を払ってまで何かを聞きにきているのに、
‘聞いただけ’の人が多くなるこの時期。
ただ、鑑定結果を聞いて‘ふ〜ん…’では、
効用があまり高くないように思います。

あなたの運勢はこれこれですよ、と言われただけで満足してしまう…
彼はこんな風に感じていますよ、と言われただけでほっとしてしまう…

満足して終わりでいいのかな?
ほっとしてるけど、問題ってそこで終わりなのかな?

と私は考えてしまうのです。

占い師はアドバイザーです。コンサルタントの立場です。
実行者の立場ではありません。

アドバイスは聞いて、実行してみて、
初めて‘元が取れる’もののように私は感じます。
気休めだけにお金を払うのでも構いませんが、
もったいないように思います。

人生の主人公は、あくまで自分。
物語を進められるのは主人公だけ。

どんなゲームや小説の中でも、
占い師や魔法使いは、基本的に主人公にヒントを与えることはあっても、
代わりに魔王を倒して、世界を救ってくれるわけではありません。

あなたが主人公として物語を進めていけるための
手助けになれればいいな、と思いながら鑑定しています。
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