『人生の経営者』 日付:2011-02-25
こんにちは、レディ・ポルシャです。
掃除をしていたら、ふと懐かしい本が部屋から出てきました。
大学生のときに買ったものです。
私が大学生のとき、経営学のケーススタディの授業で
自動車メーカーのHONDAについて、勉強したことがありました。
ホンダと言えば本田宗一郎、と思うかもしれませんが、
ホンダをホンダたらしめた、もう一人の存在があるのです。
それは、藤沢武夫。
ソニーの井深氏と盛田氏の関係とよく比較される
本田・藤沢コンビですが、
その経営学の授業で私は初めて藤沢武夫という存在を知りました。
本田宗一郎がホンダの技術面を支えたのに対して、
藤沢武夫はホンダの経営面を支えました。
本田宗一郎は天真爛漫で技術者然とした名言や著書を沢山残していますが、
藤沢武夫の言葉は概ねこの1冊の本に集約されると思います。
それが、
『経営に終わりはない』(文春文庫、藤沢武夫)
という本です。
この本を読むと藤沢がいかに本田と出会い、
そしてホンダを作り上げていったかが、
経営の観点からよくわかります。
今でこそ世界に名だたるグローバル企業としてのホンダですが、
そこに至る道のりは決して楽なものでも、平坦なものでもありませんでした。
ここで書くにはあまりにもスペースがないので
またそれは別の機会に譲るとしましょう。
そんなホンダを創り育て上げた男、藤沢武夫は、
こんな言葉を残しています。
『経営とは三歩先を読み、二歩先を語り、一歩先を照らす
』
当時としてはホンダがやったことは非常識にも近い画期的なことばかりでした。
世界マン島レース(バイクのレース)への出場、4輪車生産への進出、
ハーレーなどの大型バイクが幅をきかせているアメリカへの小型バイク(スーパーカブ)の売り込みなど。
三歩先を読んだのは経営者としての藤沢の嗅覚でしょう。
二歩先を本田も藤沢も語り、夢物語のようだと言われながら、
それでもその夢に向かって彼らは走ったのでしょう。
藤沢のこの言葉に、占いも同じだと思いました。
〜占いは三歩先を読み、二歩先を語り、一歩先を照らす〜
一度読んだ本はあまり読み返さないのですが、
藤沢のこの本だけはもう何度も読み返しています。
経営に限らず、人生のいたる場面で藤沢の言葉を思い出します。
そう、会社には経営者がいるけれども、
人生の経営者は自分自身だからです。
人まかせにはできず、自分で物事を判断し、
責任を負って、歩まなくてはいけないのです。
そんなとき、藤沢の言葉はとても深く自分の中に染み込みます。
人生の全ての経営者に、この本をおすすめしたいと思います。
掃除をしていたら、ふと懐かしい本が部屋から出てきました。
大学生のときに買ったものです。
私が大学生のとき、経営学のケーススタディの授業で
自動車メーカーのHONDAについて、勉強したことがありました。
ホンダと言えば本田宗一郎、と思うかもしれませんが、
ホンダをホンダたらしめた、もう一人の存在があるのです。
それは、藤沢武夫。
ソニーの井深氏と盛田氏の関係とよく比較される
本田・藤沢コンビですが、
その経営学の授業で私は初めて藤沢武夫という存在を知りました。
本田宗一郎がホンダの技術面を支えたのに対して、
藤沢武夫はホンダの経営面を支えました。
本田宗一郎は天真爛漫で技術者然とした名言や著書を沢山残していますが、
藤沢武夫の言葉は概ねこの1冊の本に集約されると思います。
それが、
『経営に終わりはない』(文春文庫、藤沢武夫)
という本です。
この本を読むと藤沢がいかに本田と出会い、
そしてホンダを作り上げていったかが、
経営の観点からよくわかります。
今でこそ世界に名だたるグローバル企業としてのホンダですが、
そこに至る道のりは決して楽なものでも、平坦なものでもありませんでした。
ここで書くにはあまりにもスペースがないので
またそれは別の機会に譲るとしましょう。
そんなホンダを創り育て上げた男、藤沢武夫は、
こんな言葉を残しています。
『経営とは三歩先を読み、二歩先を語り、一歩先を照らす
』
当時としてはホンダがやったことは非常識にも近い画期的なことばかりでした。
世界マン島レース(バイクのレース)への出場、4輪車生産への進出、
ハーレーなどの大型バイクが幅をきかせているアメリカへの小型バイク(スーパーカブ)の売り込みなど。
三歩先を読んだのは経営者としての藤沢の嗅覚でしょう。
二歩先を本田も藤沢も語り、夢物語のようだと言われながら、
それでもその夢に向かって彼らは走ったのでしょう。
藤沢のこの言葉に、占いも同じだと思いました。
〜占いは三歩先を読み、二歩先を語り、一歩先を照らす〜
一度読んだ本はあまり読み返さないのですが、
藤沢のこの本だけはもう何度も読み返しています。
経営に限らず、人生のいたる場面で藤沢の言葉を思い出します。
そう、会社には経営者がいるけれども、
人生の経営者は自分自身だからです。
人まかせにはできず、自分で物事を判断し、
責任を負って、歩まなくてはいけないのです。
そんなとき、藤沢の言葉はとても深く自分の中に染み込みます。
人生の全ての経営者に、この本をおすすめしたいと思います。