年度末の時期を迎えて、これまで慣れ親しんできたルーティンワークが大きく変化したり、全く経験もなければ自身もないというお仕事や家事がスタートする方が急増するシーズンですね。皆様はいかがですか？


この時期になると、ご相談者様からのお話の中で特に急増する代表的な言葉が「失敗」。「何をやっても最近失敗する気しかしない」「失敗した自分の絵ばかりが頭に思い浮かぶ」といった感じで、「失敗」という言葉に過敏になる方がとても多い時期だとこれまでの個人的な経験で感じてきました。

そこで私がよくお伺いするのは、「ご自身を責めて得られたいことは何でしたか？」

ここで簡潔に即答できる方はほとんどいらっしゃいません。自分を責めるのは自分にとって決して明るい気持ちになれるものではないことはどなたでもお分かりだと思います。でも、冷静になればそう思えても、「自分が悪い」のスイッチが入るとそう思えなくなります。そして、この時期にはこのスイッチが簡単にオンになる方がとても増える時期。

自分を責めて得られるもの。それは、負の道の整備です。ずるずるとそのまま失敗を引きずれるだけの道を延ばしていくことはできます。でも、その道の先にはきっとご自身が求める新しい心模様はありません。


失敗は「責める」ではなく、「認める」こと。
失敗しても、別におかしなことではありません。ロボットではないですし、私だって失敗はもちろんたくさんあります。たまには失敗のドミノ倒し状態で思わず「どんだけー」と言ってしまう日も（笑）

誰だって失敗はしたくない、でも、します。そこで、「責める」のではなく「認める」姿勢が持てる人は、強いです。

まずは失敗を受け止める。認める。そして、「じゃあどうすれば失敗しない？」と考える。この頭の中の切り替えがスパスパできる人は成功しやすい人です。

「ずるずる引きずっても意味ないし。損だし。ありがとう失敗。ありがとうって言ったから、次は成功に導いてね。信じてるから。じゃあよろしく♪」


まずは、意識してずるずるに最終回を与える。世界的に成功者と言われる方に共通している傾向です。


仕事なら書類、育児なら子供のおもちゃ、恋愛ならあの人のラインが気になるスマホといったものがない環境で、温かい飲み物でホッとする時間を持つのがおすすめです。ダイエット中の方でも「甘いものが食べたい！」と思ったら食べてＯＫ♪

ひとつのケーキで太ることはまずありませんし、できません。脳と心が本当に欲しているなら迷わず笑顔で食べるのが大正解です。

「こっちの方がクリーム使っていないからカロリー低いかも」とか「コンビニで一番大きく糖質オフって書いてあるからコレ」みたいな選び方は、どうせスイーツタイムを楽しむならものすごくもったいない！

「そのとき本当に食べたいものを食べたいだけ、ハッピーに食べる」をポリシーとしている世界的に人気のあるハリウッド女優の方もいらっしゃいます。日常的に理想的なスイーツとしてご提案するものはありますが、「ダメだ、今自分への責めスイッチがオンだわ」と気づけている時は、本当に食べたいスイーツを全力で選ぶべし。


この「全力」がとても大切。「こっちならパッケージに糖質オフって書いてる」とか考えないで、本当に食べたいものを全力で選んで、全力で堪能するのが大正解♪


ちなみに、私はグルテンフリーを提唱していますが、旅先で入ったカフェやバーでケーキがおすすめなら頂きます。そこで我慢して失うものより、得られるもののほうがずっとずっと、ハッピーだから。