こんにちは♪進学や単身赴任で一人暮らしを新しく始める方もいらっしゃいますね。

私も大学進学で初めて地元からも実家からも離れました。初めて一人で新しい県での夜を迎えたときに、なんともいえない漠然とした不安で思わず涙がとめどなくあふれてきたことを思い出します。


新しい会社、新しい学校、新しい地方になると、一人も知り合いがいなくなるという方も多いもの。まさに私がそうでした。そして、１年の中で特にこの時期に最初に聞くことが多い質問があります。その質問は、「昨日、声を出しましたか？」


「声を出さないってどういうこと？」と思われた方は、このご時世にとても理想的です。というのも、今は「１週間、一度も人と言葉を交わしていない」という方も少なくないのです。


スーパーにはセルフレジがあり、外食でもタッチパネルで注文でき、ネットで注文したら宅配ボックスに届き、さらにコロナ渦にあって宅配サービスも配達員さんと話さないいわゆる「置き配」サービスも。便利な面もありますが、その代わりに失われるのが「会話」です。

人と話さない日が続くと、いつの間にかなんともいえない不安感がどんどんと大きくなっていきます。話す相手がいないので独り言が多くなり、この独り言が口から出るだけでなく脳の中でぐるぐるとどんどんとめどなくつぶやき始めたら欝症状に。

お店で「ありがとうございました」「ごちそうさまでした」のたった一言があるだけで全然違います。また、人と出会う機会がない日やそれでもハードルが高く感じるという方は、メールでもラインでもツイッターでもいいので、言葉を人に発することから無理なく意識してみてください。

店員さんと話すといっても、難しく考える必要はありません。例えば、「ごちそうさまでした。唐揚げおいしかったです。」だけでも十分♪それでもちょっと迷いがあれば、気兼ねなく声を掛けられる人に「○○店で食べた唐揚げおいしかった！今度一緒に行かない？」とか文字で伝えてきてください。その場にいなくても、声を出す電話ならさらに理想的です。

ひとりでのんびり過ごす時間はもちろん大切。でも、人と言葉でつながる時間もとても大切。

カフェで好きな動画を見たり仕事のメールをさばいたりするのも悪くはありませんが、ふと頭に浮かんだ方と「会話」してみるカフェタイムにしてみるのもおススメです♪