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日記
裕 美子
裕 美子の日記
■記事一覧■
06月28日「強運な人が言わないこと」
06月21日「とりあえず閉じる離すで運気をいたわる」
06月16日「父の日は同じ釜の飯で仲よく幸運を♪」
06月10日「梅雨は豆ごはんで邪気払い?」
06月07日「不安になる占いなんて信じなくていい」
06月04日「頑張っている、頑張りたい、でもうまくいかない自分に一筆」
『大切な人が遺してくれるプレゼント』 日付:2024-03-15
こんにちは♪裕美子です。


今年も東日本大震災追悼の日を迎えましたね。阪神淡路大震災で被災し、身内はさらに東日本大震災にも被災した身としてもあの日の衝撃は神戸にいてでも忘れられません。


あらためて心から哀悼の意を表します。


私は東日本大震災でご本人や大切な方が被災された方から、占いとは違う形で心理カウンセリングのボランティアをお受けしてきました。毎年この機会にご縁がある方にお伝えする機会が必ずある内容があります。

「忘れられない。どうすればいいのか自責の念が無くなるのかわからない。」


大切な人を忘れられないのは当然です。なかなか別れの現実を受け止められないのはあなたのせいではありません。大切な方なのですから。


私がよくお話するのは、大切な方の意志を引き続くことです。意志と聞くと少し難しく聞こえるかもしれませんが、好きだったことと考えてください。ペットも同じです。

コーヒーが日課だった方ならお好きだったコーヒー豆で淹れた一杯。音楽が好きだった方ならお好きだったアーティストのレコードをBGMに。寺社に造詣があった方ならご朱印めぐり。


震災でお父様を亡くした知人は山に詳しいお父様の先導でご家族でハイキングによく行っていていました。

お父様とよく行った山によく皆で食べたおむすびと卵焼き、お父様の好きな銘柄の缶ビールでお母様と乾杯する時間で現実を受け入れられるようになりました。


いつからか急に表情や声色が明るくなり、軽やかにすっきりとした雰囲気になったなと思ってなにげなく聞いた時に初めて知りました。今は「私のパパだったらさー」とさらっとお父様のことを話すこともあります。

そして、彼女はさらっとこう言ったこともあります。


「パパが空に行ってから、なんか強くなった気がする。パパがいるから大丈夫って。」


大切な人と仲がよかったほど、別れで運気は上がります。大切な人からの最後で最高のプレゼントです。