ご相談者様はじめまして。
今回、鑑定を担当させていただく舞香です。
よろしくお願いいたします。

まずご相談者様がおっしゃっていた通り、このお仕事を勝ち取った時は本当に嬉しかったと思います。
そして、なにかご自身の正しさや主張が通ったような喜びもお持ちだったようです。
「やっぱり私の考えは正しかった」と感じられたのではないでしょうか。

ご相談者様には「ご自身の考えが正しかった」と証明したかった出来事、お相手がいらっしゃるように感じます。
そして、実は今の金銭的な問題もそこから派生していらっしゃるように見えます。
二つのテーマの根元は同じです。
正しさを証明するのではなく、その方に対してのあらがいたいような、わだかまりのようなものを、手放していく必要があるかもしれません。

その方法をお伝えいたしますね。
まず「見たくない状況」から目を背けて、そこから逃れるために「こっちが満たされているからいいよね」と安心できる方向だけに逃げ込まないことです。
「これがあれば救いになる」と思うのでなくて、満ちた部分は満ちたままで、救いたい部分を直接的に立て直してゆけます。
満足している面に「逃げ込む」のではなく、一旦やだなと思う状況も見据えて、改善していきましょう。

ご相談者さまは「望んだ金銭面」と「仕事のやりがい」が両立できます。
「できない」と思っている原因を探ってください。
この会社に就職されるもっと以前から「この二つは両立しない」と諦めていた点があるかと思います。
過去の原因が分かるだけで、その思いは離れてゆきますので、豊かさと共に望んだお仕事をしていく可能性を開いてゆけるでしょう。

そして「取り込むことがよくない」と思っていらっしゃるような面を感じます。
金銭的なことだけではないのですが、ご相談者さまは普段から「溜め込むこと」を潔しとせず、「一つだけでよいのだし、二つも三つも欲張るのはみっともないし恥だ」「欲深いことだし、何だか汚いこと」というような思いをお持ちでいらっしゃるように感じます。
おそらく縁が深くてご自身のお近くにいらしゃったかたに対して「こうはなりたくない」と思うような気持ちがあったのかと思います。
その反動から望みを複数手中におさめることに反発があるのかもしれません。
このかたの影響こそ、最初にお伝えした「正しさを証明したかったお相手」なのだと感じます。
だからこそこの際、その点へのこだわりを昇華して、やりがいも金銭面も両立するような豊かな水路を開いてゆきましょう。
転職が解決ではありません。
まず、お伝えしたことをよろしければ試してみてください。
きっと何か変化が感じられると思います。


ありがとうございました。
いつでもご相談、お待ちしております^^

舞香

舞香