

今のこの状況は子供にとって良い環境なのでしょうか?
来年小学校入学になる娘がいます。娘の出産後、諍いの絶えない夫婦ではありましたが、娘のことを考え、何とか綱渡りでやってきました。数か月前に娘の低視力を指摘され、私としては目を酷使しないようにとテレビさえも最小限に心がけました。しかし、夫はスマホ・ゲーム依存であり、子供に与えるものはゲームばかりです。低視力の話をしてからは携帯ゲームではなく、テレビ画面を主にするようにしていたようですが、結局自分がその際にゲームできないことが不便なのか、ある時確認したら子供に携帯ゲームを見せ、自分は大画面でゲームをしていました。子どもと遊ぶ時間はそんなに長いものではないと思うのですが、子供の視力に悪影響を与えかねない夫の行動に目をつぶるのが難しくなりました。
多少は言葉で伝え、子供と私だけの時はテレビさえつけないようにしていることは気づくと思うのですが、それでも改善が見られない夫を静かに見守るしかないのでしょうか?


鑑定士の鷹司と申します。
よろしくお願いします。
それでは本題の鑑定に入らせて頂きます。
結論からお伝えさせて頂きます。
旦那様に対して○○さんの思いは届いていません。
○○さんとしてはお子様の事を第一に考え、何が出来るのかを考えた結果、テレビを避ける選択をされたと思います。
旦那様にとってもお子さんを蔑ろにしている訳ではありません。
ただ心配の度合いが違います。
画面を見ることが視力に絶対に影響が出るかも知れないと思っている○○さんと、それが全てでは無いと考えている旦那様とは初めから意見が違います。
どちらが正しいのかに結論を出して、お子様から徹底排除することだけが解決策ではありません。
決着を付けようとすると、夫婦間での論争を生むだけです。
旦那様にとってゲーム、テレビというものはお子さんとの繋がりだと認識していただければと思います。
自分にとって必要であり、そこから得ることの多い娯楽であったものをお子さんから遠ざけるというのは、彼としては自己否定と同意であると感じるからこそ、お子さんに与える訳です。
彼自身きちんと自覚出来ている訳ではない為、言葉に出来ないし、受け入れる事が出来ていません。
○○さんとしては、お子さんの為に動いている自分の否定に感じるからこそ苛立ちが募るという悪循環になっています。
まずはお互いに自分が正しいと思うのではなく、許容していけるかがポイントとなります。
お子さんの事を考えているのはお互い共通しています。
ならば、画面を見せないだけの選択肢だけでなく、それ以外に何が出来るのか考えましょう。
周りの景色や環境に触れさせてあげるなど良いと思います。
家族皆で自然に出掛けるなど出来れば、新たな繋がりを作ることが出来ます。
親子、夫婦でさえ共有出来ないことこそが一番の悪影響です。
お子さんの眼に関してだけが心配すべき問題ではありません。
誰がのせいで結論を出すのではなく、皆が問題に対処しなくては何も変わりません。
そのための変化を共有することが、一番求められている事です。
どう変化をしていくのか、どう変化を与えていくのかを前提に考えない限り先に進みません。
今回お伝えさせて頂いたことを踏まえた上で、行動に移して頂ければと思います。
よろしくお願いします
(公開日:2022-05-06)