ご縁をいただき、こうしてあなたの大切な想いをお預かりできたことに、心から感謝いたします。

職場で気になる方がいる――
その存在が、日々の景色を少し色づけてくれる一方で「もし距離を縮めたらどうなるだろう」「誘ったらどんな反応が返ってくるだろう」と、胸の奥がそわそわするお気持ちも、とてもよく伝わってきます。
この瞬間のあなたは、少しの期待と、ほんの少しの怖さ、その両方を抱えていらっしゃいますね。

お相手の心の中を感じ取ると、あなたに対して「落ち着く人」「信頼できる人」という印象を持っているようです。
仕事を通して見えてきた誠実さや、人柄の柔らかさは、しっかり届いています。
ただ、恋愛感情というよりは「まだ人としての距離を計っている段階」にあり、プライベートな一歩を踏み出すことに、少し慎重なエネルギーが見えます。

もし食事にお誘いした場合――
驚きや戸惑いよりも「あ、そういうふうに思ってくれていたんだ」という、小さな温かさが生まれる感覚があります。
ただ、その場で即答するよりも「少し考えたい」と思う可能性が高いでしょう。
それは拒絶ではなく「仕事関係だからこそ慎重に」という、お相手なりの思いやりからくるものです。

ここで大切なのは、お誘いの伝え方です。
かしこまった「デートのお誘い」ではなく、
「最近忙しかったですよね、息抜きに一緒にご飯でもどうですか？」
と、自然で軽やかな雰囲気を出すこと。
あなたからの誘いが「気を使わせない」形で届けば、お相手も安心して前向きに考えられます。

また、このお相手は「自分を理解してくれる人」に心を開きやすい傾向があります。
日常のちょっとした話題、例えば「好きな食べ物」「休日の過ごし方」「最近ハマっていること」などを聞き出し、少しずつ共有できる時間を積み重ねていくことで、誘いへのハードルはぐっと下がります。

焦らず、少しずつ。
恋愛は、心が「安全」と感じたときに初めて芽を出します。
今のあなたには、その土台を育てるやさしい力がすでに備わっています。

最後に、ヒーリングをお届けします。
どうか、あなたの心が過去の不安や迷いから解放され「素直な自分」でこのご縁を楽しめますように。
胸の奥にある温かな光が、穏やかに広がっていきます。
その光が、あなたとお相手をふんわり包み込み、自然な笑顔と会話を生み出していきます。
今、この瞬間から、少しだけ肩の力を抜いて――
きっと、あなたらしい形で、心の距離は縮まっていくはずです。

愛と祈りを込めて
神在月 日和（かみありづき ひより）

神在月 日和