「私のホロスコープについてです」私のホロスコープには木星(頂点)・冥王星・海王星の『YOD(ヨッド)』という二等辺三角形のアスペクトがあるのですが検索して調べてもどのように生きていくのがいいのか
わかりません。詳しく見られる方がいましたら教えてください。小さい頃から神秘的な事が好きでスピリチュアルにも興味があります。ただずっと孤独感は拭えません。相当きついアスペクトだということは最近知りました。人生ふりかえってもキツいことが多いです。幸せを満喫したいです。出生時間は18時40分です。惑星同士のアスペクトの距離がプラスマイナス2度ほどなのでタイトです。

ご相談ありがとうございます。
ご苦労が多い人生だったのですね。
幸せを満喫したいのに、苦労や不安がつきまとうと、
「このまま変わらないのかな…」と感じてしまうお気持ち、とてもよくわかります。
「ずっと孤独感が拭えない」「人生を振り返ってもキツいことが多かった」と書かれていましたね。
その感覚は決して気のせいや弱さではありません。
敏感で深い感受性を持つ方ほど、人生の痛みを鋭く感じやすいものです。
それでも歩いてこられたこと自体が、すでに大きな力です。
アスペクトについてですが、
木星を頂点とした冥王星・海王星とのYODは、
一般的に強い精神性と深い洞察を持つ方に多い配置です。
検索すると“試練”という言葉が目立ちますが、本質は「独自の魂のリズムで生きる配置」。
“普通の幸せの型”に自分を押し込められなかった魂とも言えます。
冥王星は深層心理と変容、
海王星は直感・共感力・想像力を司ります。
そこに木星(知恵・精神性・拡大)が頂点として働くため、
人生の学びや洞察が深く、ときに人より重く感じられるプロセスが生じやすいのです。
「相当きついアスペクトと知った」というお気持ちについても、
それは“自分の感覚は本当だったんだ”と気づいたサインです。
ただし、ヨッド=苦労だけを意味するわけではありません。
ヨッドは、“時間とともに魂が整い、後半で静かに花開く配置”です。
若い頃は、自分の居場所や意味を探す時間が長くなりがちですが、
人生の後半にかけて「ようやく自分の心とつながれた」という感覚が訪れます。
生き方のヒントは以下の通りです。
・直感に現実的な輪郭を与える
瞑想、散歩、静かな時間で心を整えると、思考と感覚が調和します。
・深いテーマを学ぶ
心理・哲学・夢分析・死生観など、心の奥に触れる学びが栄養になります。
日々の気づきを少し書き留めるだけでも十分です。
・知恵を分かち合う場を持つ
大げさなことではなく、
短い文で気づきを共有する、人の話を丁寧に聞く…それで十分です。
それから、もし心が向くときがあれば、誰かと笑い合う時間を少しずつ増やしてみてください。
大勢でなくて大丈夫です。一人でも、気持ちが通う人がいれば十分です。
ヨッドを持つ方は、
「深い対話」や「静かなつながり」のほうが心地よいタイプです。
だからこそ、ほんの短い会話や、ささやかな笑顔の交換が心を温めてくれることがあります。
YODは、「苦しむための星」ではなく、“熟成し、後半で光がにじむ星”です。
孤独感が拭えなかったのは、誰とでも繋がる必要のない魂だったからです。
これまで頑張ってきた自分を責めないで、安心と静かさを選んでいきましょう。
ここからの人生は、ご自身のペースで満ちていく時期に入っています。
幸せは、ゆっくりと、でも確かに育っていきます。
苦しかった時間は、あなたの深さを育てた大切な根です。
これからは、花を楽しむ時期です。
(公開日:2025-11-06)
































